10個ほどのドメインを取得し、運営してきたなかのの夫です。
- ブログを作るのにドメイン名考えてるんだけど決められない…
- 失敗したくないし、おすすめの決め方があれば知りたい!
…と、こんな疑問・要望をお持ちのあなたにズバリ回答します。
結論から言えば以下ツイートにあるポイントを守って決めることをおすすめします。
【ドメイン選びのポイント】
?避けるべきドメイン
・「日本語.com」みたいな日本語ドメイン
・「.es」「.fr」みたいな海外ドメイン?おすすめドメイン
①ブログ名や自分の名前
②「.com」などの定番ドメイン
③10文字以下の短くて覚えやすいもの
④取得費より翌年以降の「更新費」が安いもの— なかのの夫?複業パパ/リモート×時短 (@nakanonohusband) 2019年5月5日
これを書く僕は、独自ドメインを使ったWordPressブログ運営歴5年。ブログ月収は50万~100万ほど。
色々とドメインを取得しブログを作っては失敗を繰り返してきました…。
で、その結果「やっぱドメインの決め方はこうだな!」と思ったのが、上記ツイートです。
この記事では上記ツイートを深掘りして解説すると共に、さらに「稼げるブログの作り方」も解説します!
これを読めばドメインの選び方の悩みは解消しますので、ぜひ最後までお読みください。
サクッと記事を見たい人はこちら
ブログのドメインとは?
そもそも「ドメインって何?」という点について。
簡単に言えば、ドメイン=ネット上の住所です。
正確には、ブログのURLのうち「◯◯◯.com」のところをドメインと呼びます。
このブログのURLは「https://nakanono.com/」ですが、「nakanono.com」がドメインであり、このブログの住所ということです。
ちなみにWordPressでブログを作るときは、レンタルサーバーとドメインを先に用意しておく必要がありますが、この際は、
「①ドメインを取得 → ②レンタルサーバーを借りる」…の順番で行います。
そのため、まずはドメインをきっちり決めとく必要があるというわけですね。
ドメイン名が決められないあなたへ「どんなドメインでもSEO効果は変わらない」
続いては、ドメイン名は決まらない方がよく気にしてる「ドメインの種類や決め方によってSEOにどれだけ影響を与えるか?」という点ですが、
結論、ドメインによってSEO効果は変わりません。
なので極論はどんなドメインにしようが別に構わない…と言えます(身も蓋もない意見ですが笑)
とはいえ注意点は2つほどありまして、
- 日本語ドメインは避ける
- 海外ドメイン(ccTLD)は使わない
…です。では順番に解説します。
※「そんなんいいから、おすすめの決め方だけ教えろや!」という方はこちらをタップ or クリック
① 日本語ドメインは避ける
ドメインが「クレジットカード.com」みたいな日本語ドメインはやめましょう。
というのも、メリットもありますがデメリットの方が大きいからです。
日本語ドメインのメリット
まずメリットとしては以下のことが挙げられます。
- パッと見でわかりやすい
- ブログ内容をGoogleにわかってもらいやすい
これは以下のスクショを見てもらうとわかりやすいと思います。
言わずもがな日本語は僕たちの母国語なので、すぐに「クレジットカードのサイトなんだな」と認識できますよね。
なので、Googleにとってもブログ(サイト)の内容がわかりやすいということなんです。
とはいえGoogleにわかってもらいやすい=SEO効果が高いという意味ではありません
日本語ドメインのデメリット
続いてデメリットは以下のとおり。
- SNSで投稿すると文字化けする
- Googleのアルゴリズム変化で評価が落ちることがある
- サーバーによっては利用できない
- 日本でしか使えない
順に説明すると、まず「文字化け」については以下のスクショを参照。
よくわからんことになってますね…笑
ブログは今やTwitterやFacebookなどのSNSと併用するのが当たり前。
それなのにSNSでシェアする際にこんな気持ちの悪い文字列になっちゃうと、これだけでアウトです。
また、Googleのアルゴリズムが変われば順位が死ぬほど落ちることも。
僕のブログの師匠は、日本語ドメインで検索2位~5位にいたブログが、アルゴリズム変更後100位圏外にふっ飛ばされたこともあるとか…
3つめと4つめはブログ運営の幅が狭まるので、もはや論外。
結論:日本語ドメインはおすすめしない
というわけで結論は「日本語ドメインはおすすめしない」です。
あとは個人的には、日本語ドメインサイトはアフィリエイトサイトのイメージがあって、売り込み臭が強すぎる感じがします。
ちなみに僕は今まで日本語ドメインは使ったことはありません。
② 海外ドメイン(ccTLD)は使わない
もうひとつの注意点としては、.es(スペイン)、.fr(フランス)などの「海外ドメイン」を使わないこと。
※海外ドメインのことを「ccTLD」と呼びます。
理由は、GoogleのSEO担当者であるマット・カッツ氏が「本来の意図と違うドメインの利用の仕方はやめておくのがいい」と言ってるから。
少し古い動画(2013/07/29 に公開)なのですが、Google公式のYou Tube動画で語っています。
この動画内では、「ドメインが.jpのアメリカのサイトがあれば、Googleは「日本のサイト」と思うかもしれない」とも言っています。
つまり、「日本語でブログ作るなら日本のドメインを使ってね」ということ。
SEO上の影響はないにしろ、いちおうGoogleが公式にこう述べているので、海外ドメインは使わないのが無難。
「.es」とか見た目すっごいかっこいいんですけどね…
ちなみに海外ドメインの種類は以下リンクを参考に。
これで失敗しない!ブログのドメイン(独自ドメイン)の、おすすめの決め方
では以上を踏まえてここからは、ブログのドメインのおすすめの決め方を4つ順にご紹介します。
① ブログ名や自分の名前と同じにする
すべては「ユーザーに覚えてもらいやすくするため」です。
ちなみに僕のブログはズバリこれになっていて、僕の名前が「なかのの夫」、ブログ名は「なかのの」。
なのでドメイン名もそれに合わせて「nakanono.com」としています。
こうしたドメインにすることで、
- 指名検索を増やせる(なかのの、とブログ名を検索してもらいやすくする)
- ドメイン名を直接アドレスバーに打ち込んでアクセスできる(ダイレクトにブログに来てもらえる)
…というメリットがあります。
ドメインの信頼性UPにもブランディングにもなりますので、僕の管理するブログやサイトは基本これです。
② 定番のものを選ぶ
定番中の定番のドメインを選ぶのが無難です。
おすすめはズバリ4つで、「.com」、「.net」、「.jp」、「.org」です。
これらはよく目にするドメインの代表格。実際、世界のドメインのシェア率を見ると、「.com」、「.net」、「.org」の3つだけで全体の8割以上を占めてます。
中でも「.com」は飛び抜けていて、これだけで全体の72%です。
あとは日本国内のサイト・ブログなら「.jp」が定番中の定番。
よく目にする=違和感がない=信頼性が高いということです。
へたに「.xyz」などを選ぶとドメイン名を見たユーザーが「あれ?このブログ大丈夫かな?怪しいな」みたいに違和感を持たれる…かも。
③ 短いものにする(10文字以下)
覚えやすさという意味では「短さ」も大切で、10文字以内がおすすめです。
日本人はアルファベット小文字に馴染みがないので、10文字以上あると「なんて読むんだ…えぇと…」みたいに読むのに一苦労で、覚えてもらいづらいです。
そこでギリギリ認識できるくらいの、10文字以内に収めるのがおすすめ。
上記でも書いたように、覚えやすいドメインはブラウザのURLバーに直接ドメインを打ち込んでアクセスしてもらえる可能性もありますよ!
④ 取得費より「更新費」を気にする
最後は価格面です。
ブログを初めてやる人はついお金を気にして「ドメインも安い方がいいや!」とキャンペーンで安くなっているドメインを適当に選んでしまいがち。
ですがこれ、長い目で見た時に費用がかえってかさばる可能性があります。
まず、ドメインには取得費と更新費の2つが存在します。
- 取得費:一番最初に取得するときにかかるお金のことを言います。
- 更新費:ドメインの有効期限は1年。更新する時にお金がかかりますが、この費用のことを言います。
で、多くの場合は取得費よりも更新費の方が高く、しかも価格がピンキリなのです…
✓ ドメイン価格表
ドメイン名 | 取得費 | 更新費 |
---|---|---|
.com | 980円 | 1,480円 |
.net | 1,160円 | 1,480円 |
.org | 1,199円 | 1,680円 |
.pw | 99円 | 2,980円 |
.site | 99円 | 3,980円 |
※価格はいずれも2019年5月時点のもの(キャンペーンの関係上、時期により価格は変動します)
上記はムームードメインから一部抜粋して引用した価格表ですが、「.com」と「.pw」を3年利用したとして計算すると…
✓ 3年間利用した場合の費用
- 「.com」… 取得費:980円+更新費:1,480円×2年=3,940円
- 「.pw」… 取得費:99円+更新費:2,980円×2年=6,059円
このように、圧倒的に「.com」の方が安くなります。
言うまでもなく運営期間が伸びれば伸びるほど、この差は大きくなっていきます。
ブログは継続して運営してこそ意味がありますので、取得費の安さだけで買っちゃうと失敗します。
※ちなみに更新費が安いのも「.com」や「.net」などの定番ドメインです!
おすすめのドメイン取得サービス3選
決め方がわかったところで、「じゃあどこでドメイン取得するの?」という話ですが、とりあえずこの3つのうちから選べば間違いありません。
なぜなら、多くのブロガーやアフィリエイターが使ってるのはこの3つのどれかだから。※証拠は以下ツイートを参照
#ブロガー の方に質問です!
あなたがよく使ってる『ドメイン取得サイト』はどこですか?
次の4つから選んでください。
また、選択肢にないものはリプ欄で教えてください。ご回答&拡散にご協力いただけると幸いです。
よろしくお願いします!#拡散希望 #拡散希望RTお願いします
— なかのの夫?複業パパ/リモート×時短 (@nakanonohusband) 2019年5月5日
ではこちらもさくっと説明していきます。
ムームードメイン
僕が使ってるのはムームードメインで、僕のブログの師匠(毎月数百万をアフィリエイトだけでふつうに稼ぐ人)が使ってたので真似して使い始め、以来ずっと愛用してます。
キャンペーンもちょくちょくやるので、.comや.netがかなり安く取得できる機会が多いです。
あとはサイトのデザインもシンプルで、使いやすいところもお気に入りです。
お名前.com
ドメイン取得サービスのトップは「お名前.com」です。
特定のドメインなら初年度はわずか「1円」で取得できるのが強みです。(.workと .xyz)
(とはいえ僕は.comや.netがおすすめなので、種類が多くてもそんなに意味はないのですが…)
スタードメイン
スタードメインも「.xyz」など特定のドメインが1円から取得できるサービス。
あとは、同社が運営してるスターサーバーというレンタルサーバーが無料で使えるという特典も魅力です。
※ただしスペック自体は控えめなので、本気でがっつり運営するなら他社サーバーを使うことをおすすめします。
ドメイン取得後にすべき2つの手順
ドメインを取得しても終わりじゃありません!このあとに
- サーバーを借りる
- WordPressを使ってブログを作る
…という2つのステップがあり、これをやらないとブログはできません!
最短10分で完成!稼げるブログの作り方
と、ここで「まだブログできてないけど、サーバー借りたりWordPress使ったりって難しそうだな…」と思ったあなたは以下の記事をどうぞ。
PC初心者の方でも、画像を見ながら「ほぼコピペ&かんたんな入力」だけで、稼げるブログの基礎ができちゃいます!
ちなみに以下は、この記事を見てブログを作ってくれた方の声です。
この記事はヤバイです。
家でダラダラしかしない私が、ブログ始めちゃうキッカケになった記事です。初心者OK!WordPress×独自ドメインブログの作り方/画像23枚で図解 #なかのの夫 https://t.co/OLOjocplZ3 @nakanonohusbandから
— モンスーンたか@熊本に戻りたい再転職活動者 (@monsoon_taraki) 2018年6月25日
やったー。ここ見ながらやったら簡単にブログ作れた。昨日決めて今日スタートラインに立てた。
いよいよ明日スタートだ#なかのの夫 https://t.co/7lGRr2H2jx @nakanonohusbandから— チョーバ@中古買取屋 北海道北見市 (@reloopkitami) 2018年6月21日
WordPress初心者のわたしでも設定できました。
まずはスタートラインの100記事を目指します!初心者OK!WordPress×独自ドメインブログの作り方/画像23枚で図解 #なかのの夫 https://t.co/JmiaFUv1yv @nakanonohusbandさんから
— 石塚幸司@リツアンの組込み系エンジニア (@Kumikomi83) 2018年6月20日
ネットに慣れてる方なら最短10分でできますので、ぜひ。
まとめ
極論、ドメインはなんでもいいんです…が、適当に取ったドメインって、やっぱり適当なブログになっちゃうんですよね。
「まぁこんな感じでいいか」ってブログに愛着もわかなくなり、ユーザーにも覚えてもらえないし、結局稼げません。
まぁこれ完全に過去の僕なんですけどね
あとからブログのドメインを移管するのって死ぬほどめんどくさいですし、ブログは愛着わいてナンボです。
というわけで、4つのポイント
- ブログ名や自分の名前と同じにする
- 定番のものを選ぶ
- 短いものにする(10文字以下)
- 取得費より「更新費」を気にする
…を守って、こだわり&お気に入りのドメインを見つけてください!