会社員としても、個人事業主(ブログ、SNS運用など)としても完全在宅で仕事してる現役リモートワーカー、なかのの夫です。
この記事を読むあなたは、

「完全在宅で仕事できるなんて魅力的だな。リモートワークしてみたい!でも、どんな職種なら実現できるんだろう?実際のところが知りたいな…」
と思っているのではないでしょうか?
僕の勤務している会社はリモートワークを推奨していて9割くらいの社員がフルリモートで働いています。
また、僕はブロガー兼アフィリエイターでもあるので、リモートワークが普通の環境に身をおいてますので、リモートワーク向きの職種がわかるようになってきました。
この記事では、そんな僕の実務経験を元に
- リモートワークができる職種の条件
- リモートワークができる最適な職種まとめ(なるための方法も解説!)
- リモートワークの求人サイト(全部使ったことあるもの厳選)
- リモートワーク向け・便利ツール(慣れとくと便利です)
以上の4点を書いていきます。ぜひご一読を!
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リモートワークができる仕事・職種の条件
まずはリモートワーク向きの職種の条件ですが、結論から言えば以下ツイートの4つです。
リモートワークに向いてる職種の条件
?いわゆる「現場」がない
?コミュニケーションがそんなに必要ない
?データや業務の進捗が共有しやすい
?成果が明確※続きも募集中
あなたの職種はいかが?
冷静に考えてみると、
大抵の職種がこれに当てはまります。オフィス、出勤
本当に必要ですか?— なかのの夫?複業パパ (@nakanonohusband) 2019年4月17日
では順に解説します。
① いわゆる「現場」がない
リモートワークの絶対条件として挙げられるのは、勤務する場所の制約がないこと。
会社員であればオフィス、販売業であれば店舗などのいわゆる「現場」がないことが条件です。
※他には、 工事業者や清掃業者、工場ワーカーや特別な機械を必要とするエンジニア、医者などは現状リモートワークは難しいでしょう。
「ノートPCとwi-fi環境さえあれば世界中どこでも仕事ができるか?」と想像してみればいいかもしれません。
もし「YES」なら、もうそれだけでリモートワーク向きの職種といえます。
② コミュニケーションがそんなに必要ない
上司や同僚、取引先、お客さんとのコミュニケーションがさほど必要ない職種もリモートワーカー向きといえます。
そのため、ショップの販売員や飲食店のスタッフなど、誰かしらと対面してコミュニケーションをとらなければならない職種は難しいですね。
「普段オフィスで交わしている会話がChatWorkやSlackなどのチャットアプリで置き換えられるか?」想像してみましょう。
もし「YES」なら、リモートワークへの転換は比較的簡単だと思います。
※とはいえ自分だけでなく、同僚・上司・取引先と、仕事で関わる全ての人にコミュニケーション方法の変更をお願いすることになるので、そうそう簡単ではないんですが…
③ データや業務の進捗が共有しやすい
リアルでのコミュニケーションがないということは、
- 朝礼で昨日の業務報告をする・してもらう
- 隣の席の同僚とPCの画面でデータを見ながら仕事の進捗を共有
こんな従来の「当たり前」ができないということです。
そのため、後述するようなツール(チャットアプリやGoogleのスプレッドシート等)をうまく使って、業務の進捗の報告・管理やデータの共有ができなくてはいけません。
資料はなんでも紙に印刷して使う…みたいな文化ではなくペーパーレスであることが条件とも言えるかも。
その日1日の仕事の成果がインターネットを使ってデータで共有できるなら、その職種はリモートワーク向きです。
④ 成果が明確
上記の「その日1日の仕事の成果がインターネットを使ってデータで共有できる」という意味では、成果が明確なことも重要です。
たとえば僕は会社員としてはブログ・SNS中心のマーケティング的な職種ですが、
- ブログの記事を○本修正した
- SNSで○人フォロワー増えた
- ブログ・SNSから新規の申し込みを○件獲得できた
…のような明確な成果があります。そのため、報告もしやすければ評価もされやすいんですね。
リモートワークって評価がしにくいですから(実際、リモートワーク導入でよくある課題だそうです)
とはいえこれは働く側がどうこうするというよりは、ほとんど会社の評価体制に依存する部分なので絶対条件ではないですが。
リモートワークができる・最適な職種まとめ
ここからはリモートワーカーである僕の経験をもとにして「具体的にどんな職種がリモートワークに適しているか」をご紹介します。
なお、結論は以下Tweetのとおりです。
#リモートワーク に向いてる職種まとめ
?ライター
?ブロガー、アフィリエイター
?エンジニア(プログラマーやSE)
?デザイナー
?Webディレクター
?マーケッター
?コンサルタント
?広報
?カスタマーサポート僕の会社はこのほとんどの職種の人がフルリモートで働いてます?#リモートしろ
— なかのの夫?複業パパ (@nakanonohusband) 2019年4月17日
では順に解説します。
ライター
まずはライター。最も向いてるのがこれかなと思います。
理由は、僕自身がライターとして収入を得ているから。
今のフルリモートの会社でライターもしていますし、過去に在籍した会社や、フリーランスとしても自分のブログ以外でいくつも寄稿してきました。
業務内容はというと、ひたすらPCと向き合ってタイピング。成果物は記事そのものなのでこれ以上ないほどリモートワーク向きです。
ライターになるには?
とはいえライターにも2種類あって、会社員と業務委託(フリーで受ける)があります。
前者になるには経験がめちゃくちゃ求められます(僕もそうでした)ので、まずは後者で、ランサーズやクラウドワークスでライティング案件を受けてみるといいです。

未経験でも全然OKですし、1000~1500文字程度でOKなどの軽めの案件も多数。
その分1文字の単価は安いのですが、得意分野や稼げる分野(お金系や美容・健康系など)で実績を積んでいけば、文字単価も上がるし、仕事も取れるし、企業へ正社員就職も可。
ブロガー、アフィリエイター
2つ目はブロガー、アフィリエイターです。これもライターと同じ理由で、僕がそうだからです。笑
また、ブロガーやアフィリエイターは雇い主がいないという点もストレスフリーでおすすめできます。
成果は超明確で、アドセンスやアフィリエイトなどの広告や有料note等で得られる金額。
世間的にみれば胡散臭さはある仕事ですが、その分めちゃくちゃ稼げます(僕は全然まだまだですが、月数百万稼ぐ人はけっこうザラにいます)。
ちなみにブロガー、アフィリエイターというと楽して儲けてるイメージがありますが、これは大きな間違い。
彼らの多くはトレンドを掴む力に優れ、かつ血の滲むような努力を続けられる人です。普通に会社員だけやってた人はそうそう稼げませんのでその点だけご注意を。
ブロガー、アフィリエイターになるには?
何はともあれ、WordPressでブログを作ってみましょう。(無料ブログは稼げないのでおすすめしません)
やり方は下記の記事にまとめてますのでどうぞ(ちなみに最短10分で終わります)。
エンジニア(プログラマーやSE)
ライターと並んでリモートワークの定番職種といえばエンジニア。システムエンジニア、プログラマーが例です。
先ほども書いたように「ノートPCとWi-Fi環境さえあればどこでもできる仕事」で、こちらもライターと同じくPCに向かってひたすら作業が基本。
実際に、後述するリモートワーク求人サイトでも、最も多いのはエンジニアです。
ちなみに「コデアル」で求人案件を検索すると、ライター職が11件なのに対しエンジニア職はなんと1472件!!
なんと100倍以上の差があります…
僕の今いる会社でもエンジニアの方達は全員フルリモート。連絡を取り合うにしても、チャットアプリが中心で、進捗管理もWeb上で行っています。
たまの会議もスカイプやSlackを使った短時間の通話が主のようです。
まさにエンジニアはリモートワーカーの最有力職業と言えるかも。
エンジニアになるには?
プログラマーとしてリモートワークしてる友人と、エンジニアの同僚に話を聞いてみたところ、

ぶっちゃけProgate等の無料学習サイトは無料部分はいまいちなので、超初心者は断然「スクール」に通うのがおすすめ!
…だそうです。
まず、初心者は自分がどのレベルに居るのかわからないので、どこまで学習すれば仕事ができるレベルなのかが判断がつかないのだとか…。
というわけで未経験の人ほどスクールに通いましょう!
おすすめのスクールは「目的別」に以下記事にまとめましたのでご参考に。
✓ 目的別・プログラミングスクール
デザイナー(Webデザイナー)
イラストやロゴやWebサイトなど、成果物がきちんと目に見えるという意味ではデザイナーもリモートワークにうってつけ。
特にWebで使う素材やウェブサイトのデザインをする「Webデザイナー」は向いてますね。
プログラマーやSEと違ってチームで協力して開発するよりも、制作の全過程がほぼ一人で完結できるという点でも◎
その分、求められるスキルも多いのですが、技術はもちろん「センス」による部分もかなり重要視されるので、一度気に入られるとその後同じ会社から継続的に仕事がもらえるパターンも。

近年よくある「AIに仕事を奪われる」というアレですが、デザインはかなり自動化が難しい分野なので、食いっぱぐれる可能性も低い職種と言えます。
蛇足ですが、男性よりも女性に向いてるイメージで、僕が今までお会いしてきたデザイナーさんも女性の方が多かったですね。
デザイナー・Webデザイナーになるには?
企業から仕事を受注したいのであれば、Photoshop、Illustratorの2大デザインソフトは必須。
あとはそれを動かせるだけのスペックのあるノートPCはあった方がいいです(デザイナーの友人談)。
スキルは独学でははっきり言って無理。ですので、基本はこちらもスクールに通うのが一番。
おすすめのスクールは目的別にまとめてますので、以下をご参考に!


✓「フリーランスのWebデザイナーになりたい人向け」スクール


Webディレクター
プログラマーやWebデザイナーがリモートワーク向きの仕事だとしたら、それを束ねる職業であるWebディレクターもリモートワーク向きと言えます。
Webディレクターの仕事は主に、プロジェクトや制作物の進行管理と品質管理です。
スタッフとのやり取りもチャットアプリ等で済んでしまいますし、業務の進捗状況もデータで共有・確認できます。
逆に言えば、開発チームスタッフの質にもよってしまうのがつらいところですが、納期に遅れずにきちんとした品質のものを仕上げれば、どこでどう仕事したっていいわけです。(極論です)
その分、プログラミングやWebデザイン多方面の知見は必要になり、上司との調整やクライアントとの交渉なんかも業務のうちですので、それさえクリアできればリモートワークは難しくありません。
Webディレクターになるには?
Web制作や開発プロジェクトに携わった実務経験が必要でしょう。実際、僕が過去にWebディレクターとして在籍していた会社も、面接時に実務経験を聞かれました。
未経験ではまず確実になれないので、Webデザイナーやプログラマーを経験してからその上流にあたるWebディレクターになる流れがいいかもです。
※ちなみにWebディレクターの同僚は、やっぱり過去にデザイナーを経験してたとのことです。
マーケッター
マーケッターの仕事は、調査と分析と改善です。
現代でマーケティングというと、ほぼほぼ「Webマーケティング」を意味しますし、近年だとSNSマーケティングも需要が高まっています。
インターネットさえあれば完結する業務なので作業環境も最小限で済みますし、リモートワークに適した職種です。
ちなみに僕の同僚のマーケッター職の方はフルリモート。週1で会議があるときのみオフィスに出てきていますね。
マーケッターになるには?
WebやSNSのマーケティングスキルは、実はブロガーをやってるとめちゃめちゃ身につきます。
ブロガーは自分のブログのアクセス解析+SNSでの発信も同時に行いますので、自然とマーケティングスキルが身につきます。詳しくは下記の記事をどうぞ。
コンサルタント
コンサルタントは、
- 客先に出向くか通話で面談
- PCで分析・提案資料を作成する
…などがメインの業務になってくるはず。これ、オフィスに出勤する必要ないんです。
むしろオフィスを持った方が固定費とかかかって無駄な経費が増えるというもの。
僕の今いる会社のコンサルタント職の方も、チャットアプリのステータスを見ると「リモート作業中」のアイコンがほとんど。
前述のマーケッターの方と同じように、会議の際にオフィスに顔を出すくらいのようです。
ちなみに、世の中には週休3日で地方でリモートワークOKというコンサルティング会社も存在します。
コンサルタントになるには?
いきなりリモートは難しいでしょう。実際、後述する求人サイトでも「未経験可」のコンサルタント職はありません。
まずは一般的なコンサルタント職で実績を積み、リモートワーク可の企業へ転職を目指しましょう。
広報
広報業務もリモートワーク向きの職種です。
実際にリモートワーク可の求人情報を確認すると、共通する業務としてあげられるのは、
- プレスリリース対応
- 取材対応
- イベント・セミナー企画
- メディアリレーション
- SNS運用
…といったところです。
イベント・セミナーや取材対応、メディアリレーションなど、会場や相手先に足を運ぶ必要がある業務はあるものの、基本的にはオフィスを必要としません。
ちなみに僕が働いている会社の広報業務を行っている方はリモートワークです。
僕は業務上絡む機会が多いのですが、連絡を取り合う際は全てチャットアプリでやり取りをしています。
広報になるには?
プレスリリースの配信やSNS運用、場合によっては会社の広報ブログを更新することも多いため、 Webメディアでの編集業務の経験が重視されているようです。
そのため、自分のブログやSNS、副業ライターなどの経験を積んでおくと有利です。(実際求めるスキルの中に「ライター・編集の経験」をあげる企業も少なくありません)
インターンで募集している会社もあるので、SNSが好きでよく使っている、フォロワー数が多い等の学生さんはチャンスですね。
カスタマーサポート
カスタマーサポートは、電話・メール・通話アプリ・チャットアプリ等を使い、顧客の問い合わせ等に対応する業務なので、自宅でも十分に対応可能。リモートワークー向きの職種です。
ちなみに僕の会社で扱う商材は完全にWebで完結する商品で、商品の種類も少ないのでカスタマーサポートの方はフルリモートの方ばかりです。
逆に、たくさんの有形商品を扱うところは難しいですね。※例:洋服や日用品の通販サイトなど
いかにネットで完結する商品・サービスを扱う企業を見つけるかもポイントになりそう。
カスタマーサポートになるには?
接客経験は必須!バイトとかでもいいので、飲食店や販売店での接客は絶対的に必要でしょう。コールセンターでの経験があればなお良しです。
あとは、業種によって求めるスキルが分かれます。
たとえば海外旅行者を対象としたサービスなら英語のスキルが、イベント運営企業ならイベント企画や運営の経験が求められますので、応募の際に条件をきちんと確認しておくといいです。
これさえ使えばOK!リモートワークの求人サイト×4選
じゃあそんなリモートワークOKの求人情報ってどこを見ればいいの?という話ですが、以下の4つが特におすすめですね。
- Reworker:https://www.reworker.jp/
- コデアル:https://www.codeal.work/jobs
- Wantedly:https://www.wantedly.com/
- PARAFT:https://paraft.jp/
これは全部、僕が2019年2月にリモートワーカーとして働くまでに実際に使ったサイトばかりです。
使用した期間は2ヶ月ほどで、その間は使い倒してました。
掲載されてる求人案件がそれそれ違いますので、とりあえず全部登録しときましょう。
なお、サイト別で特徴とメリット・デメリット、サイトによる癖とかもあります。詳しくは以下の記事をどうぞ!
リモートワーク向け・便利ツール(参考程度でOK)
最後におまけとして、リモートワークでよく使う便利ツールも紹介しておきます。
- ノートPC
- ポケットWi-Fi
- チャットアプリ(Slack、ChatWork等)
- Salesforce
- クラウドサイン
- Googleスプレッドシート&ドキュメント
これ全部、僕がリモートワーク会社員として勤務し出してから使い始め、今も使いまくってるツールです。
とはいえクラウドサインなんかは自分で使って慣れようにも、あんまり使う機会なんてないですから、実際は「必要に応じて使いながら慣れていく」くらいで捉えておいてOKです。
詳しくは以下の記事にまとめています。ご興味のある方はぜひ。
まとめ
以上、リモートワークは実は色んな職種で実現可能な働き方なんです。
冒頭でも書いたように、僕が今いる会社では社員の9割がフルリモート(週5日)で働いてまして、この記事に挙げた、ブロガー&アフィリエイター以外の職種は全部あります。
実際、リモートワークOKの仕事はガンガン増えてますので、これを読むあなたもぜひぜひチャレンジ&実現してください。