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働き方改革

僕が絶対に公務員に「なりたくない」理由。デメリット、リスクだらけの職業…

公務員なりたくない 公務員デメリット

どうも、なかのの夫です。

あなたは、「絶対になりたくない職業」ってありますか?

僕はあります。公務員です。

一般的には、公務員って割合人気のある職業だと思うんですが、僕はたとえお金をつまれてもなりたくないです。

理由は、公務員は色々とリスクが高くて、デメリットしか感じられないから。

正直言うと、高校生とかくらいの頃は公務員になりたいなとか思った時もありましたし、そうなれるように勉強を頑張っていた覚えもあります。

けど今は真逆。「公務員にだけは、絶対になりたくない」と思ってます。

今日は公務員について僕の主張を書いていこうと思います。

なかのの夫
なかのの夫

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公務員になりたい理由について

まず、一般的に公務員がちやほやされる理由について。

「公務員になりたい」っていう人の主張ってたぶんこんなイメージを公務員に対して抱いているからだと思うんです。

  1. 給料が安定している
  2. 給料が高そう
  3. 社会的なイメージが良い
  4. 福利厚生が充実

ちょっと前だったら「残業ない」とかみたいなイメージもあったかもしれませんが、教師の勤務の実態なんかが次々に明らかになってる今、そうじゃないことは明らかなので、敢えて書きませんでした。

どうでしょうか? たぶんそんなに的はずれな意見でもないですよね。

ひとことで言えば公務員=安定しているというイメージがあるからだと思うんですが、でもこれ、実際は大嘘ですし、ただの幻想です。

給料高いのなんて一部の国家公務員くらいですし、安定もしてないし、定期的にアップするっていう保証もないし、福利厚生が充実していてもそれを生かせないし、残業もあります。

これのどこが「安定」なんでしょう? ほんとになりたいですか?って。

20~30年以上前ならともかく、それから人の価値観も働き方も大きく変わってしまった現代においては、公務員ってはっきり言って時代遅れの職業だと僕は思ってます。

僕が公務員にだけは絶対になりたくない理由

と、ここまでですでにいくつか「公務員になりたくない理由」を書いてしまいましたが、ここからはよりきちんと整理して僕が「公務員にだけは絶対になりたくない」と思っている理由を書いていきたいと思います。

①公務員=副業禁止だから

一番の理由はこれです。

公務員って法律で副業が禁止されてるじゃないですか。

ひと昔前なら問題にはならなかったかもしれませんが、現代において副業禁止はあまりにリスクが大きすぎます。

これだけで、もう絶対に公務員にはなりたくありません。

リスクヘッジができない

まず、副業できない=リスクヘッジが全くできないということです。

副収入がないということは、仮に公務員をやめなければならなくなった時、収入が一気にゼロになるということを意味します。

実家住まいとか、親がお金持ちとかの人なら話は別です。でも、大抵の人はこれに当てはまりません。

特に、家族を持ってる人はどうでしょう? 独身の方なら自分ひとりの問題で済むので自分が苦しめば済むだけですが、家族持ちの人はシャレになりませんよ。

家族を守れなくなります。

想像しただけで絶望感ハンパないです。

僕がもともと複業を本格的に始めた理由も、家族を守るためです。いざという時のための備えが欲しかったからです。

「公務員はクビにならないから大丈夫」なんてバカなことをいう人居ますけど、公務員がクビにならない保証なんてありませんよ?

それって、「東芝とかシャープに勤務してるから自分は大丈夫」って言ってるようなもんですからね。

誰もが「つぶれるわけがない」っていうイメージのあった押しも押されぬ大企業の東芝やシャープが今どうなっているかご存知ですよね?

どちらも経営悪化でリストラや工場閉鎖が相次ぎ、東芝は東証二部に落ちて1万5000人近くをリストラ、シャープは鴻海精密工業へ身売りをして、最大7000人クビですよ。

かつての大企業がこの状況なのに、世界一、借金を抱えている日本という国自体がつぶれない保証はどこにもありませんよ?

日本という国自体がつぶれたら、最初にクビを切られるのって誰でしょう?国に雇われている公務員です。

かつて「あり得ない」と思っていることが起きるのが現代です。

そんな時代なのに、リスクヘッジとしての副業(複業)を禁止されている公務員ってめちゃくちゃリスキーなんですよ。時代錯誤もいいところ。

収入アップが望めない

あと、副業禁止のもうひとつのデメリットは、収入アップが望めないということです。

まぁ、公務員って未だに年功序列的な古臭いしきたりがあるので、長く勤務していればそれに応じて給料はアップしていくみたいですが、それでも微々たるものですよね。

係長とか部長とか(そういう肩書きがあるのかはさておき)、就けるポストの数は限られているわけで、誰もが係長や部長になれるわけではありません。

しかも、公務員って資本主義で動いてないので、民間企業の営業職みたいに、営業成績に応じた給料アップや臨時ボーナスとかがあるわけでもありません。

要は「がんばり」がわかりやすい形で評価されにくい職業なんですよね、公務員って。

なので、仮に給料アップがあったとしても微々たるもの。大幅な給料アップはほぼ不可能と考えられます。

こんな事言うと「世の中、金じゃない」っていう言葉ありますけど、それ綺麗事ですよ。

お金があれば大抵のやりたいことは叶いますし、人生の充実度がぜんぜん違います。お金は絶対にあった方が良いに決まってます。

世の中、お金ですよ?

これは公務員だけでなく会社員にも言えるんですけど、僕の経験上、所属してる会社などからの給料を1万円上げるよりも、副業をして1万円稼ぐ方が100倍かんたんです。

かんたんで、しかも自分次第でいくらでも稼げる副業(複業)という手段を禁止されている公務員って、長い目で見ると一番貧乏な職業なんじゃないかと僕は思います。

②残業がハンパなく多いから

公務員=定時で帰れるなんていうのは昔のイメージ。というか、本当は昔から残業だらけだったんじゃないのかなーと。

特に教師なんかそうじゃないかと思います。

教師は残業が多く、しかも残業代が出ない。

授業するだけじゃなく、進路相談とか、部活の顧問とか、学校の行事、生徒間の問題(いじめ)とか、しかも子どもだけでなくて親にも向き合わなきゃいけない。

これで定時に帰れるわけないんですよ。

現に、僕の友人で中学校の英語教師をやっている人がいるんですが、まさに上で書いたような状況だそうです。

業務がこんな感じで残業だらけで、子どもの面倒もろくに見れないみたいです。

これで残業代が出ればいいんでしょうけど、国公立の教師って残業代が出ないんですよ。これって法律で決まってるんです。(未だに知らない人も多いみたいですが)

平日だけならまだしも、部活顧問とかやってれば土日返上は当たり前ですし、受験生を担当することになったら、夏休み~冬休み期間はもう地獄でしょうね…

地方公務員も同様に残業だらけ。休日返上もザラ。

ちなみに僕の友人・知り合いには公務員が割と多く、教師以外にも、都道府県庁の職員や警察官、消防士なんかも居ます。

都道府県庁の職員の友人は夜遅くまで土日返上で働いてることもよくあるみたいですし、警察官の知り合いは、出張でしょっちゅう地方に飛ばされて、休日が安定せず、家に帰ってこれないことも多々。

それから、災害なんかが起きた際には真っ先に駆り出されるのも公務員ですよね。

なんかもうほんと、僕の周りの公務員の友人・知り合いは全員残業だらけ。

でもこれ、どうやら僕の周りの公務員だけではなくて一般的なことらしいです。

事実、2015年の調査では、地方公務員の残業時間が158時間だったという結果も出ています。

公務員=定時で帰れるなんていうのは幻想なんですよね。

残業なんて何の意味もありません。家族や友人と過ごす時間も減る、疲れも溜まる、体調を崩す、ストレスも溜まる、得られるお金も微々たるもの。

③ムダな勉強(公務員試験)が必要だから

続いては「公務員試験」というムダなものが存在するからです。

公務員試験で勉強することって、実際の職場では全く役に立たないと聞きます。僕の友人・知り合いも口を揃えて言います。

 

「公務員試験の勉強って、ほとんど今やってる業務と関係ない」と。

そんなムダな勉強、やる必要あります?

 

しかもめちゃくちゃ難しいらしいじゃないですか、公務員試験。

合計勉強時間が1000時間くらいはないと合格できないらしいですよ。(公務員試験FAQより) もちろん、公務員の種類にもよるでしょうけど。

1000時間って、1日に2時間、365日やったとしても1年以上かかる計算です。

しかもそれで合格できるかはまた別の話。

必ずなれる保証もないのに、1年以上も勉強しなきゃならないんですよ。

うっわ。アホらし。

しかもそれ、公務員になってから役に立たないんですよ。

うっわ。アホらし。

同じ時間かけるなら、ブログの方が遥かに賢い選択肢

僕はブログでも収入を得ていますが、1年もあれば毎月安定して月収10~20万円くらい稼げるようになるのは、そうそう難しいことじゃありません。

仮に会社員やりながら公務員試験の勉強やるとして、その期間中って何の生産性もないんですよ。

帰宅してからの時間や土日とかも勉強に費やすし、テキスト代や予備校代とかもかかるかもしれませんね。

でも、試験勉強じゃなく、ブログをやってれば、収入アップにもなるし、会社クビになったときの保険にもなるし。

で、ブログで稼げるようになれば、会社やめて自分の好きな場所・好きな時間で働けるという環境も手に入ります。

お金もかかって、合格する保証もなくて、そのくせ人生の貴重な時間を費やして、しかも全く役に立たない公務員試験の勉強って、何の意味があるんですか?

公務員試験なんて、本当にムダです。その勉強もまた、ムダなものだと思います。

④専門性が身につかないから

そして、異動が多く、全く専門性が身につかないという点も大きなデメリットだと考えています。

公務員は数年ごとに異動があり、それまでと全く異なる部署に飛ばされ、全く異なる未知の仕事を1から覚え直さなくてはいけません。

こんなに無駄なことってないです。

なぜ数年かけて培った経験や専門性を、わざわざ捨てなくてはいけないのでしょうか?

公務員がいつまで経っても改善が見られず、マニュアルに則った機械のようなやっつけ仕事しかしない「お役所仕事」の最たる原因は、ここにあると僕は思っています。

これでは、利用者側の満足度はいつまで経ってもあがりませんよね

さらに、これは公務員として働いている側にとっても大きなデメリット。

現代は専門性(言い換えれば、独自性)がものを言う時代になっていると僕は思っています。

かつては色々なことを満遍なくやれた方が重宝がられましたが、コンピューターやAIが普及・発展してきた現代においては、簡単な作業・仕事は、人間に任せるよりも遥かに効率的かつ確実に遂行できます。

その時代において、専門性を磨かずに「何でも屋」を育てようとする公務員は時代遅れです。

数年ごとに飛ばされるって、働く側(=公務員)にも、利用者側にも何のメリットもありませんし、転勤や勤務時間の変更が伴えば、家族にまで影響が出ることも。

専門性が身につかない公務員に、未来はあるんでしょうか?僕はないと思っています。

⑤災害・緊急時に強制出勤させられるから

さらに、地震、大雨、コロナウイルス等、災害や緊急時には問答無用で強制出勤させられる点も絶対に嫌ですね。

誰かがやらなくちゃいけないのはわかります。

使命感を持って対応してくれてる人がたくさんいて、彼らには本当に感謝していますし、すごいことだとは思います。

しかし、自分がいざその仕事をやれ、と言われて、自らすすんでやりたいと思う人は果たして何人いるでしょうか?

僕は絶対にやりたくないと思います。

百歩譲って、僕が独身で家族がいない身であればやったかもしれませんが、結婚して小さい子どもがいる身であれば、絶対に嫌です。

地震、大雨、コロナウイルス、いずれも「命の危険」が伴います。

いくら国の職員で、国のため国民のために働くのが仕事とはいえ、家族や自分の命以上に他人の命が大事なわけがありません。

なのに強制出勤して、特別手当などがあるとはいえ、自らの健康などを顧みずに働けなんて冗談じゃありません。

(それなら、その時間使って副業してた方がずっと稼げますしね)

ちなみに、大雨で被害が出たときも、2020年のコロナショックでも県職員をしている地元の友人は強制出勤で土日問わず対応に追われていました。

「がんばれ」と思いつつも、「公務員だけは絶対にやりたくないわ」とも改めて思いました。

なのに、結婚したい職業1位は「公務員」

と、他にも色々ありますが、僕が「絶対に公務員になりたくない理由」はこんな感じ。

それなのに、公務員がこれだけリスキーでデメリットだらけな職業なのにも関わらず、マイナビウーマンが2017年に調査した、女性が結婚したい職業ランキングの第1位は「公務員」なんです。

結婚したい職業ランキング~男性・女性別~

しかも2位の会社員に10%近くの大差をつける20%以上の女性がそう答えているんですね。

安定もしてない、リスキーでデメリットだらけな職業であることを微塵もわかってないなぁとなんだか呆れてしまう結果です。

少し調べたり、考えればわかるじゃないですか、こんなこと。

昔ながらのイメージに縛られて「安定してそう」くらいの感じで回答してるのがわかります…

大学生は「公務員になりたくない派」が多数

とはいえ、大学生が公務員になりたいのか?と言われると、実はそうでもないようです。

マイナビ学生の窓口が2015年に実施した調査によれば、大学生のうち「公務員になりたい」と回答したのは、わずか22%だとか。

大学生に聞いた! 公務員になりたいもの?「はい22.0%」

上記のニュースによると、「公務員でも安定している時代じゃないから」とか、「大して給料が良いわけでもないから」や、「やりがいなさそうに仕事してるから」等の理由が並び、学生さんってそういうのを肌でちゃんと感じていてスゴイなと思う回答が並びます。

ちょっと話はズレますが、これから働き出す学生さんが「公務員なりたくない」人が多数なのに対し、世の中の女性が「公務員と結婚したい」と考えている以上、日本人の既婚率は増加しないでしょうね。

※ただ、「公務員になりたい」と回答した22%には「安定しているから」と答えた学生が過半数を占めていたり、「残業が少ない」「楽そう」「リストラに遭うことがない」という、典型的な”何も考えていない人”が回答する理由が並んでいたとのこと。

【オススメ】公務員よりも楽で、稼げる民間の仕事はある!

…と、こんな何の魅力もない公務員に無理してなる必要なんかありません。

もっと楽に、かつ稼げる民間の仕事は確実にあります。

それが「エンジニア」はっきり言って、今最も追い風が吹いてる職業です。

理由は以下4つ。

  1. ガッツリ稼げる(月60万は余裕です)
  2. スキルが習得しやすい(無料学習もできる、資格も試験勉強も要らない)
  3. 需要も将来性も超高い(会社員の求人も、フリーランス案件も多い)
  4. 国を上げて「エンジニアの育成」を全力推進!(プログラミング教育が必修化になる等、対策が進んでる)

上記に加えて、リモートワーク&自分のペースで働けるなど、働き方が柔軟な点も最高ですね。

やれテレワークだ、やれ副業推進だと言って一向に労働環境が改善しない公務員の100倍以上の働きやすさだと思います。

最短で、できるだけ良い条件でエンジニアに就職する方法は以下の記事にまとめてますので、ぜひ読んでみてください。

なお、僕の知人で公務員→エンジニアに転職した例もあります。

彼は公務員に転職したことで、

  • 残業が少なくなった
  • 労働に見合った年収がもらえるようになった
  • コロナショック時のテレワークがスムーズにできた
  • 彼女ができた

…とたくさんのメリットを感じていて、今は充実して働けているようです。

詳しくは以下の記事にまとめていますので、合わせて読んでみてください。

まとめ

公務員の方にはものすごく嫌われそうな記事になりました。(公務員の方、ごめんなさい)

改めて僕が公務員だけには絶対なりたくない理由をまとめると、

  1. 副業禁止だから(リスクヘッジできない、収入アップできない)
  2. 残業が多いから
  3. ムダな勉強(公務員試験)が必要だから
  4. 専門性が身につかないから

以上の4つです。好き放題書いてきましたが、でも的はずれな意見でもない気がします。

公務員って、仕事のやり方も、評価のされ方も、体質も、本当に時代遅れなところばかりで、これほどリスキーでデメリットだらけな仕事もないと思います。

でも、未だに僕らの親の世代(60代)には公務員信奉者が多くて「就職するなら公務員」っていう謎のこだわりが蔓延していて、それを真に受けてしまう人もまた多いんじゃないかと。

もうちょっと時代の流れをちゃんと読んで、感情やプライドやこだわりだけじゃなくて、もっと冷静に「公務員」ってのがどんな職業なのかを見てみなきゃいけないんじゃないかと思います。

(長年の夢だとか、そういう場合は別ですが)

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\ 僕が書いてます /
なかのの夫

会社員×フリーランスの複業家。「パパが本業、会社は副業」がモットーの2児の父。駅徒歩60分の田舎に住み、すべての仕事をリモートワークでこなしています。SEOとSNSを駆使したコンテンツ運営が得意で、ブロガー、プログラミングスクール系メディアの運営、スタートアップ企業のオウンドメディアプロデューサー、SEOライター等を兼任。WordPressやWeb系言語を使ったWebサイト制作もしています。

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