どうも、なかのの夫@複業家パパブロガーです。
この記事は、
「うちの子はサイレントベビーにしたくない!でも、父親としてできることはなんだろう?」
という、子育てに一生懸命なパパの皆さんのための記事です。
Yahoo!ニュースとバズフィードで取り上げられ、「サイレントベビー」という言葉が話題になってますね。
この記事で取り上げられていますが、サイレントベビーの原因は、母親一人に育児を押し付けてしまう、日本の悪しき習慣にあります。
僕たち父親は「親」です。子育てって母親だけでやるもんじゃなく、父親だって、じじ・ばばだって、近所の人だって大いに関係します。
その中でも特に、僕ら父親の果たすべき役割って大きいと僕は考えてます。
というわけでこの記事では、我が子をサイレントベビーにしないために「父親として」できることは何なのか?僕なりの答えを書いていこうと思います。
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そもそも「サイレントベビー」とは?
では、まず「サイレントベビー」とはどんな赤ちゃんのことを指すのか、バズフィードの記事から引用して説明しておこうと思います。
表情が乏しく、発語も少ない静かな赤ちゃんを私は「サイレント・ベビー」と名づけましたが、このサイレント・ベビーという言葉は、医学用語でも育児用語でもありません。(中略)育児の上での環境、とりわけお母さんとのかかわりあいが、大きく影響します。
(『いま赤ちゃんが危ない サイレント・ベビーからの警告』より)
…のように、小児科医の柳澤慧氏が1990年に発表した著書「いま赤ちゃんが危ない サイレント・ベビーからの警告」で記した言葉とのことです。
そして、サイレントベビーの原因として同記事で述べられているのは「母親の孤立や病気」です。
これは、僕の私見も混じりますが、日本には「子育て=母親がやるべきもの、それが一番良い」という神話的な思い込みが存在します。
これが過度な負担・ストレスを母親に与えてしまい、結果として子どもに接する時間や余裕を奪い、サイレントベビーが生まれてしまうような気がします。
(同記事でも、森戸やすみ医師が同様のことを指摘しています)
うちの子は「アクティブベビー」でした。笑
ちなみにうちの長男(現在:3歳)はどうかというと、サイレントベビーとは真反対のアクティブベビーでした。笑
今でもそうなんですが、理由もなくギャンギャン泣くこともなかったですし、赤ちゃんの頃からよく笑い、リアクションも良くて、それでいて穏やかな子でした。
それは3歳になった今でも同じで、よく喋り、表情豊かな子どもに育ってくれました。
うちは共働きではなく、妻が専業主婦として息子につきっきりで接してくれています。
だから、妻にはとても感謝しています。
こうやって子どもにつきっきりで居てくれたからこそ、母親の愛情をたっぷり受けて、息子は「アクティブベビー」になったと思っています。
なので、そんな長男と普段から接している僕(と妻)からすると、この「サイレントベビー」って言葉自体、実は初耳で、違和感のある言葉でした。
母親(ママ)の負担を減らしてあげることが大事
でも、上記の「母親に負担をかけることがサイレントベビーの原因」っていう意見は納得です。
ワーキングマザーでなければ、母親は一日中、昼夜問わず子どもと一緒です。(うちの場合もそうです)
特に赤ちゃん(乳児)の頃はそう。
眠い時、おしっこ・うんちでオムツが汚れた時、寂しい時など、その度に泣いて教えてくるので、24時間365日、絶え間なく育児が続きます。
これだと休憩する暇もなく、赤ちゃんが寝たタイミングで疲れ果てて一緒に眠りに落ちるくらい。
一日のうちほぼ、一人の時間を取れないんです。
だから冒頭の主張に戻るんですが、僕ら父親ができることは「母親(ママ)の負担を減らしてあげること」。
これ、すごく大事です。すごくすごく大事です。
「平日」の負担を減らしてあげよう
中でも特に重要だと思うのが、「平日」の負担を減らしてあげることです。
では、なぜ平日なのか?これには理由があります。
※なお、休日は時間があるから、母親の負担を減らしてあげて当たり前。それは大前提です!
まず、僕ら会社員にとっては、平日は会社で労働で土日祝日などが休日とスケジュールが決まっていますが、母親にはそれがありません。
「年がら年中、子どもにつきっきりで、休日がない。」ということを少しでも理解することが大事です。
そしてもうひとつは、子育てに慣れるためです。
特に普段から子育てをあまりやらない方は、いきなり子育てをやってみようとしてもできません。
子どもって、こっち(親)の思い通りになんか100%なりませんからね。
なので、まずは平日の仕事帰りに、少しずつ慣れていくのがおすすめです。
そうやっていくことで、徐々に子どもの性格を掴んでいくことで、子育ては格段にやりやすくなります。
子どももこちらに慣れて、懐いてくれますし、一石二鳥です。
土日に子どもの面倒を見て、ママには外出してもらって、友達とランチするなり映画見るなりエステや美容院行くなりリフレッシュしてもらうためにも、僕ら父親が平日に子育てをするのはとっても大事です。
会社勤めの父親が、平日にできること
では、僕ら会社勤めの父親が、平日にできる子育てにはどんなものがあるのか?
ここからは僕が実際にやっていることをご紹介します。
いずれも、長男が赤ちゃんだった頃から実際にやっていて、今も続けているおすすめのものをピックアップしました。
① 寝かしつけ
まずは定番の寝かしつけです。
仕事帰りにどこか外出の予定が入ってない限りは、必ずやっています。
寝かしつけのいいところは、残業で多少遅くなってもできるということです。
※注:21時頃までには寝かすのがいいと言われるで、それまで帰ってこれたらという条件はあります。
また、その子によって異なりますが、横で添い寝してるだけでできるので簡単なことも、おすすめの理由。
※注:これも、夜泣きをする場合や寝付きが悪い子もいるので、一概には言えません。
あと、何よりも、子どもの寝落ちする顔を一番近くで見られるという圧倒的なメリットがあります!
寝落ちの瞬間の顔って本当にかわいくて、なんとも言えない幸せな気持ちになりますよ。
② お風呂に入れる
続いてはお風呂に入れること。
お風呂って、水遊びもできますし、シャンプーで髪を立てて遊んだり等、子育てというよりは遊びに近いので父親向きです。
あとはスキンシップが増えるのもおすすめポイント。(親とスキンシップが多い子どもは将来の幸福度が向上するというデータがあります!)
ちなみに僕の場合は、これに加えて、体の洗い方や髪の洗い方、お風呂掃除のやり方(1歳くらいの頃から毎日いっしょにやってます)、体の拭き方や洋服の脱ぎ方・着方も教えてます。
実はお風呂で教えることって意外に多くて、それを1つずつ覚えていくという子どもの成長も感じられるのが、僕にとっては大きなメリットになってます。
③ 夕食のサポート
そしてこちらも定番ですが、夕食のサポートをしてあげるのもおすすめです。
子どもが自分の力でうまく食事ができるよう手助けしてあげましょう。
この時大事なのは、余計な口出しはせず、あくまでも子どもにやらせ、こぼしてしまったりしても怒らないこと。
子どもは何をするにも一生懸命なので、それを咎める=努力や頑張るのを否定してしまうことを意味します。
「もうちょっとスプーンの下を持って使ってごらん」とか「今食べた量の半分くらいでいいよ」とか、方法を提示してあげ、ときには食器を使うのを手伝う等しましょう。
これは、言葉が喋れないうちからでもOKです。
子どもってめちゃくちゃ能力が高いので、言葉を喋れなくてもこちらの言ってることがわかってしまいますから。
子どもは大人より遥かに優秀
言葉が解らないのに、こちらの喋っている事を理解し
あっという間に何でもすぐに上達し
常にポジティブで落ち込むことを知らない。成長するためには、自分より優れた人に教えを請うのが一番。
それが、親にとっては子ども。僕たち親は子どもに育てられるんです。
— なかのの夫/1日5h労働の複業リモート正社員? (@nakanonohusband) December 26, 2017
休日は食事の補助をする機会がもっと増えますので、まずは夕食時に慣らしておきましょう!
④ 子どもと二人だけで寝る
最後に、ママには別の部屋で寝てもらい、子どもと2人だけで寝ることもおすすめです。
ただし、これは色々と条件に制約があります。
現在お住いの家が別々に寝る部屋があることが大前提ですし、母乳のみの育児である場合もできません。
でも、これができると、ママにとっては貴重な自由時間をある程度まとめて取らせてあげることが可能になるんです。
たとえば21時に子どもを寝かせて、ママの就寝時間が24時くらいだとすると、3時間は自由に自分のために時間を使えます。
先程も書いたように、ママ(特に専業主婦)は年中無休です。
これが子育てにおいて最大のストレスになっていて、それが「サイレントベビー」の原因になるなら、僕たち父親が子どもと2人だけで寝ることは、その大きな解決策になるんです。
まずは①の寝かしつけで慣れておけば、やがて2人だけで寝るのは比較的楽になりますよ。
補足:母親(ママ)と相談してやる
色々書いてきましたが、ぜんぶ一気にやる必要はないと思います。
それぞれ家庭によってママが求めるものも違うと思いますので。
ほんとにやって欲しいことをやってこそ、ママの負担を減らしてあげられます。
やって欲しくもないことはありがた迷惑を通り越して、ただの迷惑にもなりかねません!
だから、必ず「今日から僕が寝かせようか?」とか聞いてみて、反応を見てからやるようにしてみてください。
続けるコツ
でも、こうして平日にできる子育てを始めたとしても続かなければ意味がありません。
次に、続けるためのコツを2つご紹介しておきます。
① 翌日に疲れを残さない
まずは翌日に疲れを残さないことが最重要!
僕らは子育ての他にも、会社員としての仕事も控えていますので、体調管理はしっかりしましょう。
12時まで就寝するようにし、健康な体を作るため食事にも気をつけるべきです。
なお、眠りが浅い方や寝付けない方は「ネムリナ」がおすすめ。添加物を極力避けていて、天然成分でできたサプリなので、体に負担をかけずに自然な眠りが得られます。
かといって深く寝すぎることもなく、翌朝もスッキリ目覚められます。
また、最低限これだけは気をつけるべき食事法は「一人暮しの独身男性が最低限知るべき「体にいい食事・悪い食事」」にまとめましたので合わせて読んでみてください。
② 残業をしない!
そして残業をしないことも同じくらい大切!
まず単純に、残業すればそれだけ帰宅する時間も遅くなり、子どもと接する時間が少なくなり、ママに負担がかかり続けます。
さらに自分自身は精神的にも身体的にも負担が重なり、子育てをするどころか子どもに当たってしまったり…なんてことにもなりかねません。
しかも、そのくせ大した金額にもならないという点がまたひどい…
もし今、毎日残業をしているという人は、転職を検討するのがおすすめ。
家族も趣味も収入も、健全な精神と体、そして何よりも自由な時間があってこそです。
僕は過去、残業だらけのブラック企業に勤務したこともあり、転職を5回もしてきましたが、今の残業ゼロ企業に勤務してからは、精神的・健康的・経済的に充実しています。
なお、僕が残業ゼロ企業へ転職できたノウハウは「残業なしの会社に転職する方法・コツ大公開/転職5回×残業ゼロの僕直伝!」に詳しく、具体的にまとめていますのでご覧ください。
サイレントベビーは僕たち父親が防ぐ!
僕たち父親ができることは、母親に比べたら少ないのかもしれません。
でも、愛する我が子にはなるべく多くの時間を注ぎたいと思うのが親心というもの。
しかもそれで、愛するパートナー(奥さん)の負担も減らしてあげられるなら最高じゃないですか!
サイレントベビーなんて冗談じゃない。我が子をそんな子にしてたまるか!
で、そのための重要な役割を担うのは、母親じゃなくて僕たち父親にあるのかもしれません。