通勤電車から解放され、自由に好きな場所でがっつり稼ぐ…
そんなライフスタイルに憧れプログラマーを目指す人が増えてますが、その一方で
- 「きついからマジでプログラマーはやめとけ」
- 「絶対挫折するからプログラマーの勉強なんてするのはやめとけ」
なんて声も聞くので、これを読むあなたは「実際のところどうなの?やめといた方がいいの?」と不安に思っているのではないでしょうか?
これを書く僕はフルリモートワークの会社員をしつつ、副業でフリーランスとしても収入を得ています。
そのため、仕事柄、プログラマーさんとよく接するので、ほんとのところがどうなのか気になって同僚のプログラマーと知人のプログラマー数人につっこんでインタビューしてみました。
- 「プログラマーやめとけ」と言われる理由
- プログラマーとして失敗しないためにすべきこと
主に上記2点を書いていきます!
現役プログラマー数人の意見をもとに書いたものですので、「これからプログラミングの勉強しようと思うんだけど…どうしよう」と迷われているあなたは必読。
ぜひご参考になさってください。
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一般的に「プログラマーやめとけ」と言われる理由
まずは、なぜ「プログラマーやめとけ」と言われるのか? その理由から。
同僚・友人から聞いた内容と、Twitterの投稿を元にまとめました。
① 残業するのが普通の職業だから
まず挙げられるのが「プログラマーは残業が普通の職業だから」というもの。
事実、dodaがまとめた「15,000人の残業時間ランキング」によれば、プログラマーに該当する職種は1位と13位にランクインしています。
※1位:ゲーム(制作・開発)、13位:Webサービス系エンジニア・プログラマ
上記はあくまでも平均なので、これよりも残業多いっていう人は割とざらにいるとか。
バグや障害が発生したら残業は確定。
納期近い時には毎日、終電近くまでの残業も普通だし、泊まり込みをするのも珍しくありません…
同僚&友人のプログラマーからの証言
10年近く務めてた会社は、納期が近い時は大体会社に泊まってたね。ホー◯レスみたいに、ダンボールを床に敷いて寝てた。
風呂は近くに銭湯があったからそこに入りに行ってた。
銭湯に行くための洗面器とシャンプーと石鹸を家から持ってきてオフィスに置いてたよ。
ー プログラマーの友人(男性・39歳)
最近は落ち着いて毎日21時くらいに会社出れるようになったけど、3月は死んでた。
22時半くらいまで仕事して、サーバーの監視するのに自宅でノートPC開いてメシ食いながら見てるって生活が1ヵ月くらいあった。
ー プログラマーの友人(男性・41歳)
Twitterで見かけた例
プログラマーの引退理由まとめ
・管理職にならないと昇給無理と言われる
・心がBREAK
・新しい事を覚えるのがそろそろ辛い/自信を無くした
・残業続きで離婚
・飽きた/やりたい事がない/そもそも向いてなかった
・腰や目がBREAK。長時間労働が無理に
・入院
・起業
・実家を継ぐ
・ジャングルに帰る— えんじに?にゃーん (@uupaa) 2018年9月21日
プログラマーが残業する原因は…
「バグ」のためだ
プログラマーは「バグ」のために残業する— ジョジョの奇妙なIT屋 (@jojo_it_bot) 2019年7月10日
② 新しい技術の習得が大変だから
「プログラミングは新しい技術の習得が大変」という声も多くありました。
プログラミング言語の進化はめちゃめちゃ早くて、
- 新しいプログラミング言語が出てくる
- 既存の言語がバージョンアップされる
…ということはザラにあるそうで、英語を習うのと違って一度習得すれば終わりではなく、日々勉強し続けなければ置いていかれます。
つまり、プログラミングで食っていくには一生勉強が必要ってことですね…
しかもその勉強する時間は会社の業務時間内にやるのではなく、平日仕事が終わってから or 休日を使って勉強するのが普通だそうです。
同僚&友人のプログラマーからの証言
半年間、休職していたら同じプログラミング言語でも、コードの書き方や新しい技術が登場していたりして自分の技術が全然通じなくなってましたよ…
Rails(Ruby on Rails)とかありませんでしたからね。
今は通勤電車内でも勉強して追いつけるように頑張ってますが、正直キツイですね。
ー プログラマーの友人(男性・41歳)
プログラマーって一生勉強しなきゃいけないので、それに耐えられない人は難しいと思います。
現に私もこの会社入ってから新しい言語(プログラミング言語)覚えましたし。。。
ー 同僚のプログラマー(女性・20代)
Twitterで見かけた例
最近、私の周りでプログラマーになりたいとかSEになるとかいう話を聞くので、一言。
プログラマーになるなら、一生勉強し続けることを覚悟する。飲み会のたびに「家で勉強してる?」と当然のように言われる。無理ならお茶を濁して生きる術を手に入れろ。あと、プログラマーとSEは違うからな、注意。— 南十字雨 (@_SouthernCross_) 2019年7月13日
プログラマーの辛いところは、仕事以外に一生勉強し続ける必要があるところ。
プログラマーの良いところは、常に新しいことを取り入れて勉強し続けることに慣れているため、時代の変化に怯えないこと。— いけちゃん (@ohayou_ikechan) 2015年9月10日
③ 納期に追われ続ける職業だから
プログラマーにとって納期は絶対。品質以上に納期が絶対視されるそうです。
納期ばかりを重視しすぎると、リリース後にバグが多く見つかったり…といった弊害が起こるというデメリットがありながら、未だに「納期は絶対」という文化が根強いのだとか。
営業職の人にとっては契約数というノルマがのしかかりますが、プログラマーにとっては納期こそが常にのしかかるノルマです。
実際に僕の働いている会社でも、リリース前はプログラマーの人たちが深夜や朝方までチャットでやりとりしてる様子が散見されます。
同僚&友人のプログラマーからの証言
今週はアプリのリリース前で忙しいから返す(インタビューの質問の返信)の深夜になるかも。気長に待ってて。
ー プログラマーの友人(男性・39歳)
先月は新サービスのリリースがあったので深夜まで作業してましたね。
今の会社はその分休みもらえるからいいんですけど、新卒で働いてた会社はそのままぶっ通しで次の日も勤務してまた深夜まで作業して…みたいな働き方してました。
ー 同僚のプログラマー(男性・20代)
Twitterで見かけた例
納期前は一日48時間の幻想を抱かずにはいられない/プログラマーあるある
— 更理太郎 (@sarariman_0502) 2019年7月14日
納期前のプログラマーあるある
2日前 「やばい…」
前日 「重大なインシデントが……」
当日 「リスク保有でしょヒャッハー!」— Sara@ビギナーSE (@Sarariyo) 2019年5月23日
俺の最初の仕事は
プログラマーだった
一目置かれ、前のプログラムの変更などをやっていた
納期前で忙しくなって月の残業が100時間を超えた
実家や姉に電話をして仕事の事を
だらだらと話してみたが
「わからない」の一言だった
それが考える仕事を辞めるきっかけになった。— さみゅえる (@hokkaido_Samuel) 2018年3月5日
④ 「緊急事態」が多いから
早く帰れるはずが急なエラーが発生して残業せざるを得なくなった…ということがザラに起きるほど、プログラマーにとって「緊急事態」は日常茶飯事です。
僕の友人に、必ずと言っていいほど飲み会に遅れて参加するエンジニアが居るのですが、飲み会の30分くらい前になるとLINEが送られてきて
ごめん緊急対応で今日も遅れる。◯◯時までは行けると思われ。
という文面がもはやテンプレート化している人がいます。笑
この理由としては、
- リリース前の最終チェックでバグが見つかった
- ページがうまく動作しなかったり、おかしな挙動を起こす
- 納期直前でクライアントから仕様変更の依頼がある(なのに納期に変更なし)
…といったことがあるから。思ったようにスケジュールが進まないことが普通だそうです。
その結果が前述した残業にも繋がるというわけですね。
同僚&友人のプログラマーからの証言
あれ(飲み会に遅れて参加すること)はホントごめん。
プログラマーには障害対応が普通のことなのよ?
この前も納期1週間前になって、薬機法的にまずいところがあってデザインからやり直しなんてことあったからね!
ー プログラマーの友人(男性・36歳)
この前リリースしたアプリが公開後にすぐバグが見つかって修正するのに急遽泊まりになった。
会社近くにカプセルホテルがあって助かったのは不幸中の幸いだな。
ー プログラマーの友人(男性・39歳)
Twitterで見かけた例
障害対応で昨日は泊まりで、今日最終日なのに何故か明日仕事でスノボ中止になったし、何が起きているのか脳が付いていかない。
— SATTAKA☻定食 (@twsattaka0820) 2017年12月28日
風呂に入ると思い出すことあるなあ。以前にもどうしても思った通り動かないプログラムがあって、徹夜or終電の選択で終電で帰って風呂入った瞬間にバグに気が付いて翌朝試したら正解だったことがあって、やはり休むことが重要だと思った次第。
— Shinichi Ohki (@Ohki) 2019年6月25日
⑤ プログラマーになるのに時間がかかるから
プログラマーとして食っていけるようになるのに時間がかかるのも「やめとけ」と言われる理由です。
これはプログラマーに限らず言えることですが、ある程度の金額を稼げるレベルになるには時間がかかりますよね。
僕はブロガーですが、ブログで月20万稼ぐのに1年半ほどかかりました
プログラミングスクールの謳い文句の中に「最短1ヵ月でアプリ開発できるようになる」みたいな文言がありますが、あれは本当に特別な例だとか。
独学でかじった経験がある人でも、スクールに通って本気で勉強して3ヵ月くらいが早い方…と考えておくのが無難なようです。
同僚&友人のプログラマーからの証言
スクールで最短1ヵ月で…みたいな内容よくありますけど、あれはほぼあり得ませんね。
元々プログラミングを独学しててある程度スキルがあった人がプログラミングスクールに通って1ヵ月で作成できるようになったことを言ってる例もあるみたいですよ。
ちゃんとフリーで食ってけるレベルになるためには、どんなやる気のある人でも最低でも3ヵ月はかかるでしょうね。
ー 同僚のプログラマー(男性・20代)
Twitterで見かけた例
はい -> “優秀なプログラマーになるには非常に長い時間がかかるという現実を直視すべし” / “優秀なプログラマーになるためのコツ · GitHub” https://t.co/IgpXFwQdzf
— yancya (@yancya) 2017年9月27日
プログラミングを学び始めてから3ヶ月後に転職しようと考え、実際には半年かかった。転職してから半年後にプログラマーになろうと考え、実際には1年かかった。「1年後に転職しよう」と考えてる人、もっとかかるけど大丈夫?「そのうち転職しよう」とか考えてる人、一生転職出来ないけど大丈夫?
— 田舎しゃちょー (@yoshito410kam) 2018年6月3日
プログラマーとして失敗しないためにすべき3つのこと
とはいえ、上記は全てのプログラマーに当てはまることではありません。
自由な場所・時間で働き、かつ収入もきちんと得ているプログラマーの方も当然いらっしゃいます。
今回インタビューした中にもそうした方が何人かいましたので、「プログラマーとして失敗しないためにすべきこと」を聞きました!
それが以下の4つです。
- 基礎スキルは盤石に!(絶対条件)
- 「独学できる力」を身に着けておく
- フリーランスとして仕事を受けておく
- ブログ+SNSで発信して影響力付けておく
では、順に見ていきましょう。
① 基礎スキルは盤石に!(絶対条件)
稼いでいるプログラマーの方が口を揃えて言うのが「基礎が大事だ」ということ。
サッカーでいうところのリフティングや、インサイドキックのようなものだそうで…やっぱりどんなものにおいても基礎は大切なんですね。
で、ここで疑問に感じたのが…
「基礎スキル」って具体的にどういうこと? どうやって身につけるの?
ってこと。というわけで友人のプログラマーにそのまんま質問したところ、こんな答えがかえってきました。
自分の作りたいもの(たとえばアプリ作りたいとか)を作るための言語が何で、それはどうコードを書いたらよくて、どう勉強していけば身につくか判断できる力かな。
じゃあ基礎を身につけるにはどうすれば一番早いのか?という点ですが、これは「プロの真似をするのが一番早い」そうです。
未経験からプログラミングを覚えるなら「スクール」が最短&最良です
じゃあ具体的にプロの真似をするにはどうすればいいかいうと、おすすめは「プログラミングスクール」。
プログラミングスクールは高額な受講料がかかりますが、現役のプロのエンジニアに直接習えて、仕事の斡旋までしてくれます。
ちなみにスクールに通ってプログラマーになった友人いわく、「受講料は企業の開発案件(ウェブサイトなど)を2つくらい受注できれば余裕でペイするんで俺はおすすめですけどね」とのこと。
しかもそこで作りたいものや目標を話せば、何をどう勉強すればいいのかを懇切丁寧に説明してくれるそうです。
で、必ず無料体験がありますし、無料体験受けたら必ず入らなきゃダメ…ってわけじゃないので、「無料の範囲で利用するだけしてやろう」って感じで申し込んでみましょう。
✓ 目的別・プログラミングスクール
ちなみに上記記事で共通して紹介している「CodeCamp」は、特におすすめのスクールです。
- 完全オンラインで、マンツーマンレッスン制(満足度96.6%)
- 講師は全員が現役のエンジニア(講師の審査が厳しく、合格率は17%)
- 対応時間は平日・土日問わず7時〜23時と業界最長
こんな特長があるのがおすすめの理由です。
まとめると、安い割に高品質だからです。
特にWeb制作系(ホームページやWebサービスを作ること)を目指す人には最高だと思うので、ぜひ無料カウンセリングをうけてみてください。
さらに、当サイト限定でCodeCampの全コース料金が15%割引になるクーポンコードもあります。
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なお、折返しのメールの件名は「提携サイト限定クーポンのご案内」です。
② 「独学できる力」を身に着けておく
上でも書いたようにプログラミングは日々新しい技術が出てくるので、「プログラマーとして食っていくには「一生勉強」が基本です。
基本である以上、やらなければいけないことなので、
- 情報源をまとめておく(Webサイトや専門のSNSアカウント等)
- 自分に合った学習法は何なのかを知る(本を読む、学習サイトを使う等)
…等をして「独学できる力」を身に着けておくと、少なくともプログラミングの勉強が「苦行」ではなくなるそうです。
もちろんそうなるまでには時間がかかりますが、習慣化していけばそれほど苦をせずに「独学できる力」は身につくはずです。
※このあたりも、上記のプログラミングスクール無料体験のときに相談してみてもいいかもしれません。
③ フリーランスとして仕事を受けておく
会社での仕事とは別に、「副業でフリーランスとして仕事を受ける経験は絶対にしておいた方がいい」とのこと。
もちろんフリーランスの場合は会社員に比べ多くの責がも伴い、仕事の質もより求められるようになります。しかしその分、
- 自由な時間に働ける
- 高収入が見込める
- 仕事の獲得方法や進め方がわかる
- 倒産・リストラ・給与カット等のリスクヘッジになる
…等など多くのメリットがあるのも確かです。
会社員としてではなく、自分個人で稼ぐスキルは大きな財産になります。
なお、同僚&友人に聞いた、おすすめのフリーランスプログラマー向け求人サイトは以下の3つ。どれも無料で登録できますので、まずはサクッと登録してみましょう。
✓ プログラミング案件多数!フリーランス向け求人サイト
会社員をしながら、副業でプログラミング案件を受けられるおすすめサイトは以下の3つです(登録無料)
④ ブログ+SNSで発信して影響力付けておく
最後に、ブログ+SNSで発信し、影響力を付けておくのも重要とのこと。
これについては僕も同意見でして、「プログラミングの副業で稼ぎたい」「フリーのプログラマーとして独立して脱社畜したい」という人がかなり増えてます。
目指す人がたくさんいるので、ブログ+SNSで継続して発信し続ければ影響力を付けるのは意外とかんたんです。
特にTwitterにはプログラマーを志す人が星の数ほどいます!
ブログとSNSで影響力をつければ、プログラミングの仕事の獲得はもちろん、広告収入を得たり、インフルエンサービジネスで稼ぐこともできます。
プログラミングスキルを磨くことは大事なのですが、並行してブログ+SNSにも力を入れていきましょう!
✓ ブログ+Twitterの発信方法について
ブログ+Twitterで影響力を付けたい!という方は以下の2つの記事をどうぞ。
「やめとけ」と言われない自由に稼げるプログラマーを目指そう!
プログラマーになろうか迷ってるあなたがなるべきは世間一般的なプログラマーではなく、自由な場所・自由な時間に働き、がっつり稼ぐプログラマーです。
AI技術の発展や、2020年から小学校でプログラミング教育が始まる…等、今後ますますプログラマーの需要が拡大するのは間違いありません。
その波に上手く乗るためにも、
- 基礎スキルは盤石に!(絶対条件)
- 「独学できる力」を身に着けておく
- フリーランスとして仕事を受けておく
- ブログ+SNSで発信して影響力付けておく
以上の4点を実践してみましょう。
※おまけ:プログラマーではなくSEについて詳しくは「【必見】SE(システムエンジニア)の転職がおすすめな3つの理由」という記事がおすすめです。