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リモートワーク・在宅勤務働き方改革

メディア編集者すみだたかしさん・未経験でもリモートワークできた理由

リモートワーク 編集者 ラ

現役リモートワーカーにインタビュー!

第3弾はリモートワークで編集者(編集長)として勤務するすみだたかしさんです。

人物紹介:すみだたかし さん
土木の設計・現場監督→編集者に転身し、半年で編集長に就任した「現場叩き上げ派」のリモートワーカー。東京と故郷の愛媛の2拠点で活躍中。
■ブログ:https://note.mu/sumichan11
■Twitterアカウント:@sumida365

すみだたかしさんは、

  • 「リモートワークをする環境は自分で作れる!」
  • 「地方でこそ、リモートワークという働き方を広めたい!」

…という熱い想いをお持ちの方でした。

✓ この記事を読むべき方

  • 全然違う業種への転職を考えている人
  • Webメディアの編集者になりたい人
  • リモートワークで働いてみたいと考えている人

上記に当てはまるあなたは、きっと得るものがあるはずです。

前半は経歴・業務内容についてインタビュー形式で。

後半は、すみだたかしさんにお伺いしたリモートワークに関するQ&Aをまとめてご紹介します。

すみだたかしさんのプロフィール・経歴など

リモートワーク 編集者 履歴書

すみだたかしさんのプロフィール&経歴をざっくりと。

  • 職業形態:会社員(正社員)1年
  • 職種:Webメディアの編集(編集長)
  • 年齢:28歳
  • 居住地:東京

※いずれもこの記事の公開当時の情報です。

では、以下からインタビューです(↓)

土木業➔編集者へ転身

なかのの夫:今日はわざわざお時間いただいてありがとうございます!よろしくお願いします。すみださんは編集者とのことですが、どんなメディアの編集者なんですか?

はい、LISTEN(リスン)という、経営者の方のインタビュー記事を中心に載せているメディアの編集長です。

なかのの夫:おおお、編集長!すごい。そしたら、編集者としてはけっこう長くやられてるんですか?

いえ、前職は実はの設計、現場監督という全然違う業種・職種でした。笑

 

編集という仕事もWebもやったことがなくて、現職で初めてです。

 

はじめから(入社時から)もう「編集長にするから」ってしごかれて、編集長になりました。

「発信者」になりたくて、編集者の道へ

なかのの夫:それはなかなか。笑  でも、前職からずいぶんガラッと仕事変わりましたよね。なんでまた、編集者という職業を選ばれたんですか?

なんというか、自分の意見や思っていることを発信する「発信者」になりたかったんですよ。

 

それでメディアの仕事がしたかったんです。

 

それで、最初はライター職がいいなと思って探してたんですが、入社してからやっている仕事を「編集者」と呼ぶのだと後から知りました笑

なかのの夫:ちなみに、ライターと編集者の違いって何ですか?

うちの会社の場合はですが、ライターは文章を書く人で、編集者はそれをまとめるディレクター的なポジションですね。

リモートワーク編集者(ディレクター)としての仕事内容

リモートワーク 編集者 webディレクター

なかのの夫:ではもう少し具体的に編集者としての業務内容をお聞きしたいんですが、具体的にはどんな仕事をされてるんですか?

取材に行って、経営者の方にインタビューするという仕事です。

 

その後、インタビュー内容をまとめたもの(音声データ等)をライターさんにお願いして構成(アウトライン)を作り、それをライターさんに渡して書いてもらいます。

なかのの夫:なるほど!ほんとディレクター的ポジションというかディレクターって感じですね。記事が上がってきたときに、品質管理のためにチェックするポイントはどんなところですか?

てにをはのチェックはもちろん、記事全体として論理展開が成り立っているかどうかはかなり気にします。

 

内容が寂しかったら書き直してもらうこともあります。

 

特に取材で感じたことが文章から伝わるように気をつけていて、それを文章に反映してもらうようにしてますね。

なかのの夫:インタビューって、生の空気感というか、その場に居ないとわからないことってありますもんね。

そうですね。ですから、取材して感じたことは一番チェックするようにしていますね。

 

その後、記事ができあがってきたら、お客さんにチェックしてもらうまでをやっています。

なかのの夫:インタビューから記事のディレクションまで見るとは…なかなか大変ですね。

はい。で、自分はWeb以外にも、冊子のデザインのディレクションもやっているんです。

 

あとは、インタビューに付き合っていただいたカメラマンさんや、ライターさんは外注しているんですが、その方への報酬の支払いを管理するまでやってるので、ほんと、メディアに関する全部をやっていますね。

なかのの夫:すげぇ…それ初めてでやってるんですもんね。僕なら1日でやめるかも…笑

編集者として感じる、リモートワークのメリット&デメリット

なかのの夫:続いては、リモートワークのメリット・デメリットをお聞きしたいのですが。まずはメリットはどんなことだと思いますか?

メリットは、

  • 仕事できる環境を選べる(オフィス、カフェ、外など日によって選べる)
  • 旅行先で仕事ができる(故郷の愛媛でも仕事がある)
  • 家事が進む

この3つかなと思います。

なかのの夫:わかります!!旅行先でできるっていいですよね!僕も実家に帰ったときに会社の仕事やったりして、その時に「あぁ、リモートワークってすげーな」って思いました。

そうですね。自分も実家の愛媛の方でも仕事がありまして、本当に助かってますね。

 

続いてデメリットは、

  • カフェ代がかかる(1日2~3件行くので1日1000円、月に1万円以上)
  • プリンタが気軽に使えない(複合機など)

ということですね。

なかのの夫:確かに…。カフェ代ってけっこうかかりますからね。あと、先程は「本のデザインのディレクションもやる」って仰ってましたが、その時に印刷して見れないと困りますよね。

そうなんです。カフェにはさすがにプリンタまでありませんから。

 

複合機があるのは、オフィスってありがたいなと思いますね。笑

その他・編集者のリモートワークに関するリアル

ここからは、勤務時間や働いてる場所、業務の管理方法など、編集者としてリモートワークをしているすみださんのリアルな情報をまとめてご紹介します。

勤務時間&休日

勤務時間は9:30~18:30が定時で、土日祝日が休みと、一般的な会社員と同じ。

ただ、フレックスなのでかなり時間は自由で、早めにやって早めに終わらせて、そのあと副業やったり、遊びに行くのも自由だそうです。

✓ 一日のスケジュール

取材がある際は、お客さんの都合に合わせる。

取材がない場合はざっくりと以下のとおり。

  • 午前:原稿を確認(記事など)
  • 午後:お客さんとやり取り、インタビューの日程の調整などを行う

ちなみに取材(インタビュー)の際の服装はスーツだそうで、現地でカメラマンさん・アシスタントのスタッフさんと待ち合わせて向かう…というスタイルだとか。

仕事している場所

※カフェで原稿チェックしている写真

勤務場所は専らカフェとのことです。オフィスで仕事することもできるのですが、オフィスだと想像力が湧かないのでカフェで作業する時間を意図的に増やしているのだとか。

(そのため、前述のように1ヵ月のカフェ代が1万円を超えてしまう

オフィスで仕事するとしても1週間に2~3回ミーティングで使う程度。

決まった席はなく空いている席を使っているそうで、社員の方も積極的にリモートワークをしているので、オフィスには代表の方だけなんて日もあるそうです。

上司・同僚とのコミュニケーションについて

続いてはリモートワークの課題として挙げられる「コミュニケーション」について。

すみだたかしさんの場合、以下のようにコミュニケーションを取っているとのこと。

  • 使用する連絡ツール:Slackで行い、電話はほぼなし
  • 実際に会う頻度:週に2回のミーティング時、オフィスに出社した時、取材時、ごくたまに相談で会うことも
  • 業務の進捗報告・確認:Trello(タスク管理ツール)で行う
  • 出勤・退勤について:エクセルを使って勤怠の管理

ここでも登場したSlack。

もはやリモートワークの定番ツールとなっていますので、今後どんどん有名になってきそうですね。

リモートワークに便利なアイテム・ツール(編集者・すみだたかしさんの場合)

続いてはリモートワークに便利なアイテム・ツールですが、前述したものを含めて、編集者として活躍中のすみださんのおすすめは以下の3つ。シンプルです。

  1. Slack(必須とのこと)
  2. Trello(タスク管理に便利)
  3. ノート(取材時はもちろん、タスクをささっとメモるのに便利)

3番目に編集者らしさが出ていて、タスクをメモるのはテキストエディタ等よりも手書きの方がいいとのこと。

他に付箋も使っているとのことで、ノートと合わせてタスクを常に見える化しておき、完了したものは消していくようにしているそうです。

リモートワーク求人の見つけ方・なるための方法

では、すみださんはどうやって現在のお仕事を見つけたのでしょうか? 転職活動~就職までの流れを聞きました。

現在の仕事はどう見つけた?

リモートワーク 求人サイト wantedly

ずばり、Wantedlyで見つけたとのことです。

ライター職で探しまくって20社くらい応募→うち4~5社と面談し、今の会社に決まったそうです。

が、「正社員」でのライター職は数がかなり少なかったらしく、ライターではなく編集者職になったとはいえ、「ラッキーだった」とも仰っていました。

※補足

ちなみにWantedlyは、僕も「リモートワーク求人サイトまとめ」で紹介していますが、ライター職の求人案件はこのサイトが断トツで多いです。

しかし、すみださんの指摘するように正社員でのライター職は少なくて、フリーランスで1記事いくらみたいな案件が多いです。

リモートワークのお仕事を得るために必要な条件は?

続いて、リモートワークの仕事を探している人に向けてのアドバイスもいただきました。

すみださんが挙げる条件は以下の2つです。

「なぜやりたいのか?」を明確に

リモートワークはあくまで手段なので、「なぜやりたいのか?」を明確にすることが必要だと思いますね。

 

たとえば「子育てをしたい、旅行をしたい、ストレスを避けたい」といった目的を明確にすることが大事です。

課題解決能力

リモートワークをやりたいけど、今の職場では環境が整っていないのだとすれば、「今の環境の何がリモートワークの障壁になっているのか」「どうすればその障壁を取り除けるのか」を自分で判断できる力は必要だと思いますね。

 

環境は自分で作っていけばいいので。

 

今後やりたいこと・目標・PRなど

最後に、すみださんに今後やりたいこと・現在取り組んでいること・メッセージ等をお聞きしました。

地方でリモートワークとか副業とかの先駆者になっていきたいと思っています。

 

地方でそういう働き方(リモートワークや副業)をしている人はあまり多くないですし、自らの幅を拡げる選択肢になりうるので、自ら開拓していきたいですね。

すみだたかしさん、ありがとうございました!

まとめ&編集後記

以上、リモートワークで編集者として活躍されている、すみだたかしさんのインタビューでした。

ブロガーやライターから、もう1段階上のレイヤー…つまり、ディレクターやメディアを仕切るプロデューサー的なポジションを目指されている方はぜひご参考に!

→ すみだたかしさんのTwitterアカウントはこちら

ちなみにインタビューでは、かなり緊張されているご様子でした。

それだけ誠意を持って接していただけて本当に嬉しかったです。

写真のご提供もたくさんいただき助かりました!

すみだたかしさん、改めてありがとうございました。

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ここまでお読みいただきありがとうございます!

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なかのの夫

会社員×フリーランスの複業家。「パパが本業、会社は副業」がモットーの2児の父。駅徒歩60分の田舎に住み、すべての仕事をリモートワークでこなしています。SEOとSNSを駆使したコンテンツ運営が得意で、ブロガー、プログラミングスクール系メディアの運営、スタートアップ企業のオウンドメディアプロデューサー、SEOライター等を兼任。WordPressやWeb系言語を使ったWebサイト制作もしています。

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