プログラミングを独学しようかと思った際に気になる「デメリット」。
プログラミング学習には「独学」と「プログラミングスクールに通う」の2つの手段があります。
費用面を考えるとプログラミングの独学を検討する方も少なくないと思いますが、結論は
プログラミング独学はメリットより、デメリットの方が圧倒的に高いのでやめといた方がいい
…です。
僕も過去にプログラミング独学をしたことがありますが、正直おすすめしません。
プログラミング独学の最大のデメリットをひとことで言えば「挫折しやすい」こと。
この記事では、プログラミング独学のメリットとデメリットを比較しつつ解説。
さらに、費用面で後悔したくない人向けに「挫折しにくく、転職にも強いスクール」も紹介します。
ぜひ、最後まで読んでみてください。
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【結論】プログラミング独学はデメリットの方が大きい
結論は冒頭で書いたように、「プログラミング独学はデメリットの方が大きい」です。
後半で詳しく解説していますが、プログラミング独学の最大のデメリットは「挫折しやすい」という点に尽きます。
当たり前ですが、挫折してしまってはプログラミングをマスターすることも転職もできません。
- 学生時代、テスト勉強は一夜漬けがほとんどだった
- 夏休みや冬休みの宿題は最終日に一気に片付けていた
- 受験勉強がとにかく嫌いだった
これにひとつでも当てはまる人は基本、プログラミングの独学にはデメリットしか感じないでしょう。
30代以上のプログラミング独学は特にデメリットが大きい
さらに、もしこの記事を読むあなたが30代以上ならプログラミングの独学はデメリットが輪をかけて大きいはず。
まずは就職・転職問題があります。
エンジニアに限った話ではありませんが、就職・転職に年齢制限はつきもの。
経験者ならともかく、プログラミング未経験の30代なんて採用したいわけありません。
さらに30代となると、結婚し家族を持っている方も多くなりますので、独学で効率よく勉強するのも難しいです。
仕事・子育て・家事との両立はほんとに難しいですからね…
ですので、30代以上の方は迷わず「プログラミングスクールで学習して、就職・転職までがっつり面倒を見てもらうこと」を選択すべきです。
プログラミング独学のデメリット6選
まずはプログラミング独学のデメリットから順番に紹介していきます。
プログラミング独学最大のデメリット【挫折しやすい】
プログラミング独学最大のデメリットは「圧倒的に挫折しやすい」こと。これに尽きます。
プログラミングスクール「侍エンジニア」が行ったアンケートでも、なんと9割近く(87.5%)の人がプログラミング独学の挫折を経験しています。
ではなぜ「挫折しやすい」のか?
それには、プログラミング独学には以下6つのデメリットがあるからです。
- 何から学習すればいいかわからない
- エラーが解決できない
- 教材が難しい・選べない
- 質問・相談ができない
- モチベーション維持が困難
- 就職・転職しづらい
では以下からはTwitter等のから集めた「プログラミング独学経験者の生の声」も交えて解説します。
① 何から学習すればいいかわからない
プログラミングに限った話ではありませんか、初心者が何かを勉強しようとしたときに出る悩みが
何から始めればいいの?
ということだと思います。
プログラミング独学も例外ではなく、何から学習すればいいかわからないというのはテッパンの悩み。
スクールでは専用カリキュラムがあるのでそれに沿って進めていくことができますが、独学は、
- どのプログラミング言語を学習するか?
- どの教材を使って学習するか?
- どういったスケジュールで学習するか?
といったことを全部自分で決めなければいけません。
特に多いのは「どのプログラミング言語から学べばいいのかわからない」ですが、これも未経験者に判断がつくはずもないので、この時点で挫折してしまう人が少なくありません。
プログラミングの言語勉強するなら、何から学べば良いのか分からん
— hada (@tyoubobu) October 12, 2020
② エラーが解決しづらい
これも鉄板の理由ですが、「エラーが自分で解決できなかった」「エラー解決に時間がすごくかかった」という理由。
プログラミング学習は独学・スクールでの学習によらず、エラーがつきもの。
僕が当初学習したのはCSSでしたが、最も簡単なレベルの言語であるCSSでさえ、エラーは頻繁に起こります。
書いたのにサイト上の表示が全く変わらなかったり、大きく崩れたり…
で、その度エラーの原因を特定して解決するのは自分です。
Googleで検索したり、Twitterやteratail等で検索あるいは相談したり、情報を探す能力はもちろんですが「質問力」も要求されます。
しかもエラーはひとつひとつ内容が異なるので、全く同じ事象が起こりその解決策も同じ…なんてことはほぼありません。
ですのでエラーが起こる=即挫折なんてパターンはふつう。
コードをある程度かけるようになった今ですらエラーが起こるので、初心者のうちはそれが頻発します…
【プログラミング初心者が挫折する原因】エラーの解決方法が分からない
コードが一文字足りないだけで、エラーが出てしまうのがプログラミングです。
周りに聞ける人がいる場合は良いですが、独学だとネットや書籍で調べても分からないケースが出てきて、挫折してしまいがちです。
— プログラミングお悩み相談室 (@p_skillup) October 12, 2020
#今日の積み上げ
Lalavelチュートリアル
udemy毎日エラーと戦ってます。出ない日はないね
今日はMySQLで繋いでみた。
ググり力上がってきてると思う
エラー出ても少しは読めるようになってきた#プログラミング独学 #プログラミング学習 #プログラミング初心者 #ドットインストール #Progate— イブキ@プログラミング (@ibukiweb) October 9, 2020
③ 教材が難しい・選べない
教材が難しい、または選べないのもデメリットです。
正確に言えば、プログラミング独学用の教材は、学習本や学習サイト、YouTube等多数ありすぎて「どれがいいかわからない」という状態に陥りがち。
仮にネットやSNSの口コミを見てこれがいいかなと選んでも、それが自分に合っているとは限りません。
- 現在の自分のレベルに合っていない
- 思っていたものと違う
- 書いてあるサンプルコードが動かない(バージョンが古い)
等など色んな理由があり、教材選びというのはほんとに難しいものです。
とはいえ独学する以上は選ぶのは自分自身なので、教材が難しい=プログラミングが難しいと思いこんで挫折…というのもよくあるパターン。
学んでは忘却。時間が過ぎていきます。??
手当たり次第に本を読むも、目は書いてある文字を滑り続けるし、写経しても翌日には忘れることの繰り返し。?
読む。わからない。読む。わからない。?#駆け出しエンジニアと繋がりたい#プログラミング学習#codelife
— hujiharu??@codelife (@hujiharu1) October 1, 2020
④ 質問・相談ができない
独学は文字通り「独りで学ぶこと」ですので、質問相談できる相手がいません。
もちろん検索したり、プログラミングのQ&Aサイト、SNSなどを利用して質問相談はできるのですが、質問相談から回答まではどうしたってタイムラグがあります。
それに、100%自分に合った答えが返ってくるとは限りません。
加えて、プログラミング言語によっては日本語での学習環境が整ってないものは少なくなくありません。
特に新しいプログラミング言語はこれが多く、英語のサイトや文献を翻訳しながら学習していくことになります。
全く未経験の分野で質問・相談ができないのは大きなデメリットと言えます。
プログラミングの独学は個人的にかなり厳しいものでした。
何が1番大変かというと質問できないという状況です。
確かにググれば出てくるものが多いのですが、駆け出しエンジニアにはググリ力がまだ足りない人が多い。
そう考えるとやはりスクールに通うことはお勧めします。生の意見です。— タクロー│python engineer (@cVF1FHCu6BnBmjt) July 19, 2020
独学でプログラミングの勉強してるとできないことが2つ。
・わからないことを質問できない
・コードレビューをしてもらえないスクールにお金を払うメリットはここにあるよね。
コードレビューをちゃんとやってくれるスクールならちゃんと学べる。
— NORI@転職アドバイザー (@susume_engineer) December 2, 2019
⑤ モチベーション維持が困難
モチベーションの維持もプログラミング独学のデメリットのひとつ。
- エラーばかり起こってやる気がそがれる
- 仲間やライバルが居ないので競争意識が欠如する
- 費用がかからない分「いつやめてもいい」状態なので意識が低くなりがち
こんな感じでモチベーションの維持ができない要素がたくさん…
しかも周囲の人間がもっと頑張れよとハッパをかけてくれることもないので、
Pythonをマスターして3ヶ月以内に◎◎株式会社に転職成功させて、年収+100万円を絶対に実現するんだ!!
みたいに具体的な目標・夢を持って、かつ毎日の学習の進捗管理もしっかりできるような人でない限り、モチベーション維持は確実にぶち当たる問題です。
ここ最近、大学時代にプログラミングを学習していたという人の受講検討が増えています。
独学でもできるけれど、一人だとモチベーションを保つのが難しいそう。
誰かと一緒に学習したり、フォローしてもらえる環境ってすごく大事なんだなあ?#駆け出しエンジニアと繋がりたい— えんどう@tech boost (@tech_boost_endo) October 14, 2020
確かにそうですよね?
お互いに刺激をもらいつつやることって本当に大事なことだなって感じます?僕の場合は独学なので全然周りに一緒にやる方がいないので自分でモチベーションの維持するのに必死です?
— ぺーしゅん@プログラミングできちゃう美容師 (@v3vp) October 11, 2020
⑥ 就職・転職しづらい
少し内容はずれるのですが、独学のデメリットは「就職・転職」にも及びます。
プログラミング独学を終えても、必ず就職・転職できるとは限りません。
エンジニアとしての就職・転職に欠かせないポートフォリオを作るのも、求人を探すのも、面接対策をするのも、給与など条件の交渉をするのも全て自分。
しかもエンジニア業界はスキルや経験が重視されるので、独学からの就転職はかなりハードルが高いと言えます。
一方で独学と比較にあがるプログラミングスクールでは、就職・転職サポートが付いているところがほとんど。
スクールの中には転職や就職を保証するところもあれば、転職成功でレッスン料がゼロになるスクールも!
プログラミング学習をする以上は、転職や就職をするという目的があるはずです。
その目的が達成しづらいのは、プログラミング独学の大きなデメリットです。
#プログラミング スクールって結局自分で教材とかメンター、転職サポート探して契約したり人脈作ったりっていう手間を全部省けますよってとこがメリットかな。
手間と時間を省ける分お金かかるけど
全部自分でできればお金は大幅に節約できる。
結局手は自分で動かすんだし
どっちが良かったんだろ— ai@プログラミング初学者 (@padgemai) October 3, 2020
『プログラミングスクールの
メリット3選』❶継続できる環境が手に入る
❷転職サポートを受けられる
❸独学に比べて早く
エンジニアになれるスクールに行かなくも
▶︎自力で継続できる
▶︎自力で転職できる自信がある人は
スクールに行かなくてもOK?♂️#駆け出しエンジニアとつながりたい— はるや@上京したてWebエンジニア (@HARUTUBE_) March 26, 2020
プログラミング独学のメリット
とはいえ一応、プログラミング独学にはメリットもありますので解説しておきます。
① 費用負担が少ない
費用負担が圧倒的に少ないのが、プログラミング独学最大のメリットです。
プログラミングスクールは3ヶ月くらい通って20~30万円くらいすることが普通です。
大体のスクールは分割払いに対応してますし、無料になる場合もありますが、決して安くはありません。
それに比べて独学は書籍代や学習サイトの利用料金くらいなので、10分の1以下で済みます。
② 自分のペースでできる
自分のペースでできることもメリットです。
特に社会人の場合は、会社勤めをしながらプログラミング学習に励むことになりますので、深夜や土日にやることがほとんど。
独身の方ならまだ時間はあるかもしれませんが、家族がいる方は仕事に加えて子育てとも両立しなければいけません。
そのため、通勤電車や昼休憩などの空き時間を使って自分のペースでやれるのは時間を確保しやすいと言えます。
③ 独力で目標を達成する力が身につく
最後に、独力で目標を達成する力も身につきます。
先程も触れたように、プログラミング独学は、目標や期限を決め、教材を選び、スケジュールも自分で決めて努力し続けなければなりません。
なので、自然と目標達成力が身につきます。
これはプログラミング独学中だけでなく就職や転職してからも役立つので、大きなメリットと言えるかもしれません。
プログラミング独学はデメリット > メリット
とはいえ、ここまで見てきたようにプログラミング独学はメリットよりも圧倒的にデメリットの方が大きいです。
メリットが3つに対し、デメリットはその場合の6つもあります。
(細かく分類すればもっとあるかも…)
✓ プログラミング独学のメリット
- 費用負担が少ない
- 自分のペースでできる
- 独力で目標を達成する力が身につく
✓ プログラミング独学のデメリット
- 何から学習すればいいかわからない
- エラーが解決しづらい
- 教材が難しい・選べない
- 質問・相談ができない
- モチベーション維持が困難
- 就職・転職しづらい
独学のメリットを主張する人も多いですし、実際独学で就職や転職を勝ち取った人がいるのも事実。
ですが、「プログラミング独学は9割くらいの人が挫折する」ことから、未経験者は素直にプログラミングスクールを利用して学習するのがベストです。
プログラミング独学に挫折しそうな人向け!おすすめスクール3選
というわけで、最後にプログラミング独学に挫折しそうな人向けのおすすめプログラミングスクールを3つご紹介します。
どれも「挫折させない体制」にこだわって運営しているスクールですよ!
どのスクールでも無料体験レッスンを実施していますので、最低この中から2つ受講してみて比較検討してみてください。
2つ受講をお勧めする理由は「比較検討ができる」から。
比較検討しないと選び方もわかりませんし、レッスン料の相場感もつかめません。
ですので必ず2つは受けてみることをおすすめします!
① 侍エンジニア
侍エンジニアは「いちどプログラミングを挫折した人向け」のスクールです。
実際のところ、「挫折しないプログラミングスクール No.1」にも選ばれていて、挫折率はわずか0.7%です(2021年12月現在)。
その理由は3つあり、
- 経験年数3年以上の現役エンジニア講師が「完全担任制」で指導
- あなた専用のオリジナルカリキュラムを完全オーダーメイドで作成
- チャット、QAサイト、ライフコーチによる日々のサポート
…です。
一時はネット上でも散々叩かれた経緯がありますが、それを機にサービスを徹底改善した結果、現在の「挫折しない」体制を実現しているようです。
実績も出てきていて、転職成功率は98%以上、レッスン満足度もNo.1とのこと。
ちなみに転職を保証してくれる(かつ転職失敗なら全額返金保証)の「転職保証コース」もあるので、品質と値段を両方求めたい人はここがいいかも。
無料体験レッスンを受ければAmazonギフト券ももらえますので、まずは利用してみましょう。
② テックキャンプ エンジニア転職
テックキャンプは未経験からのエンジニア転職を保証してくれるプログラミングスクール。
「エンジニア養成プログラムNo.1」を獲得し、完全未経験でも約9割が正社員で転職決定、過去1,000名以上が転職しています。
YouTuberとしても有名なマコなり社長が代表を務め、堀江貴文さんも絶賛する「挫折させない仕組み」が魅力。
その内容は、
- 5,000回以上のアップデートを重ねたオリジナルのオンライン学習教材
- 回数無制限の現役エンジニア講師への質問・相談(ビデオorチャット)
- 専属トレーナーがつき、進捗管理・コーチング・メンタリングサポート
- 未経験者専門のキャリアアドバイザーが転職サポート
…というものです。
抜群のサポート体制だけに価格も648,000円(税抜)/10週間 と割高ですが、14日間無条件返金保証と、内定が出なかった場合には受講料を全額返金する制度つき。
初心者の方が抱える不安を徹底してつぶしています。
まずは受講満足度93%の無料カウンセリングを受けてみましょう!
③ CodeCamp
CodeCampは講師の質にとことんこだわったオンライン型プログラミングスクール。
全員が現役エンジニアで、かつ通過率17%の厳しい選考を突破した厳選された講師陣がマンツーマン指導してくれます。
CodeCampが挫折しにくいと言える理由は「圧倒的な通いやすさ」にあります。
- 365日、毎日7時〜23時40分まで受講可能
- 2ヶ月で248,000円、6ヶ月でも398,000円というレッスン料の安さ(定番の「プレミアムコース」の場合)
要は、社会人のために深夜学習にも現役エンジニア講師が丁寧に対応してくれ、しかも安いというわけです。
学びやすさ・品質・値段のバランスからすると、ここが最もおすすめです。
さらに、無料体験レッスンを受講すれば、元々安いレッスン料がさらに1万円OFFになるクーポンがもらえますので、迷わず予約してみましょう!
まとめ:プログラミング独学にデメリットを感じたらスクールだ!
というわけで、プログラミング独学はメリットも確かにありますが、それ以上にデメリットが大きいもの。
特に30代以上の方はデメリットを感じやすいと思います。
僕も30代で家族持ちすが、今からプログラミングを独学するかといったら絶対にしません…
ですので、未経験からエンジニアへの転職を目指すなら迷わずプログラミングスクールがおすすめ。
上記3つのどれかから選び、学習~転職までがっつりサポートしてもらいエンジニア転職を勝ち取りましょう!