あなたの周囲の「イクメン」にこんな人はいませんか?
「イクメン」の特徴まとめ
①うんちした時はオムツ替えない
②グズったら3分でギブアップ
③育児=遊ぶことと勘違い
④寝かしつけしない
⑤SNSでやたら「イクメン」アピール
⑥外出中だけ抱っこしたがる
⑦育児はしても家事しない
⑧指摘されても「俺はやってる」と言い張る
⑨自ら「イクメン」名乗る— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
上記Tweetは、もちろん皮肉です。
世の中的には、育児・家事に積極的な男性のことを「イクメン」と呼ぶようですが、僕に言わせればそんなの当たり前。
育児・家事に積極的な男性はイクメンではなく「父親」と呼びます。
でも、世の中にはそんなイクメンになりたい男性が多く、しかも彼らのほとんどはそうなれない「勘違いイクメン」です。
この記事では、そんな「父親」になりきれない勘違いイクメンの特徴を詳しくまとめました。
あなた自身、もしくはあなたの夫や周囲の人はいかがですか?
1つでも該当すれば、立派な「イクメン」ですよ。笑
サクッと記事を見たい人はこちら
大前提:「イクメン」なんて言葉はおかしい。
勘違いイクメンの特徴をあげる前に、これだけは言っておきます。
そもそも、イクメンという言葉自体がおかしいんです。
おむつ替えしたり、泣いたら抱っこしたり…
それって自分の子どもに対して当たり前にやるべきことですよね?
保育士さんなんて、もっと大勢の子どもに対してそれやってますよ?
保育士さんってすげぇな。
他人の子どものオムツを替えてくれ、
泣いたら抱っこしてあやしてくれる。しかも、10人~20人とかをいっぺんに面倒見てくれるし、
ひとりひとり個性の違う子どもに対して臨機応変にやってのける。自分の子ども1人にすらそれができない「イクメン」に見習わせたいね。笑
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月10日
まぁ百歩譲って、保育士さんはプロです。
他人の子どもと自分の子どもに接する場合は全然違う…という意見もうなずけます。
では、母親と父親を比較した場合は?
母親がやると「普通」なのに、父親がやると途端に称賛されることには絶対におかしいです。
イクメンという言葉の持つ奇妙さ
日本では父親が
おむつ換え
お風呂に入れる
泣いたら抱っこ
一緒に公園で遊ぶこんな当たり前の事をするだけで「イクメン」と敬意を込めて呼ばれます。
親として当たり前の事なのに、同じことをやっても母親は褒められず父親は褒められる。
実に気持ちが悪い。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年6月21日
「イクメン」の時代は終了!イクメン旦那→「父親」になろう。
考えてみてください。
イクメンという言葉はあるのに、「イクウーメン」とか「イクレディ」とか「イクママ」とか、母親を称賛するような言葉はないでしょ?
母親が育児「する」のは当たり前で、男性は育児「しない」のが当たり前って意識が根底にありますよね、それ。
共働き世帯の方が多い現代において、その考えはあまりに時代遅れです。
夫婦2人とも働きに出てるのであれば、育児も家事も分担すべき。
父親だけが育児や家事をサボっていい…なんてならないでしょ?
それ逆に言えば、父親は親として当たり前の事をサボっているという事。
「イクメン」はそれを証明する極めて不名誉な称号です。
なのにメディアはイクメンを持て囃し、中には自らイクメンを名乗る人まで居る。
この国はどこまで恥を晒すんだろう。
僕はイクメンになりたくない。父親になりたい。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年6月21日
「イクメン」は、元々は男性にも育児・家事をということで生まれた言葉かもしれません。
でも、現代においてはもうその言葉の役目は終わっていて、「父親」として自立する段階に来てると思います。
イクメン旦那の時代は終了。
これからは「父親」になりましょう
勘違いイクメンの、おかしな特徴×9個
では、ここからは、夫婦が育児も家事も分担して当然の時代において「イクメン」にすら成り切れない人の特徴をガシガシと指摘していきます。
※なお関連Tweetにて、なぜそれがダメなのか? → どうすればいいのか?…なども補足しています。
① うんちした時はオムツ替えない
おしっこしたときは替えるけど、うんちをした時はオムツ替えないって人はかなり多いですよね…
単純に臭いから・汚いから…ってのが理由なんでしょうけど、これは完全に勘違いイクメンですね。
むしろ父親としては、うんちの時ほど積極的に替えるべきです。
理由は以下Tweetのとおり。
①うんちした時はオムツ替えない
これっておかしくて、むしろうんちした時ほど積極的に替えるべき。
なぜなら、子どもの体調が一発でわかるからです。
・かたいかやわらかいか
・色はどうか
・何かまじってないか
・何日間出てないか…を見ればけっこう判断つく。
うんちの時ほどオムツ替えだ!
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
うんちは「イベントごと」と捉えましょう!笑
僕も最初はすっごい抵抗ありましたけど「イベントごと」と考え始めたら楽になりました。
「おし!うんちしたか! よしよし見せてみろ!」みたいに、意外と楽しくなりますよ。笑
② グズったら3分でギブアップ
一番のハードルって、やっぱりなんだかんだこれかな~と思います。
子どもは、年齢(月齢)が小さいほどよくグズって、しかも大人の常識が通じません。
眠くても、お腹が減っても、抱っこしてほしくても、オムツが汚れていても、暑かったり寒かったりしても基本は「グズグズ」です。
しかも意外に粘ります…
②グズったら3分でギブアップ
子どもって意外とネバるんですよね…
眠いくせに眠くないって言い張るし、寝かしつけしようものなら暴れて抵抗するし…笑
でも単純に時間に比例して覚悟が決まる傾向になるので、粘り勝ち的なところはある。
まぁ、2時間ねばって徒労に終わったこともありますけど…笑
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
上記Tweetのように、2時間がムダになったこともありますが、基本は「時間」です。
で、時間をかけた分だけ確実に子どもはなついてくれます。
その時は「時間をムダにした…」とすっごい嫌な気持ちにはなりますが、長い目で見れば子どもとの絆を深めるために必要な時間なんです。
③ 育児=遊ぶことと勘違い
遊びことだけはするけど、それ以外のことを全くしない…って勘違いイクメンも多いですね。
なにその「母親にめんどくさいその他全部を押し付けて、自分だけいいところ取りしよう」みたいな考え。
ほんと呆れますよね…
育児なんか、遊ぶ以外の要素の方が圧倒的に多いのに。
③育児=遊ぶことと勘違い
育児って遊ぶこと以外の要素のが大きい。
親になる前に見てる親子の姿って、公園で仲良く遊ぶ姿とかだろうけど、あんなの日常のほんの一瞬ですよ…
寝かしつけ、おむつ交換、グズり、お風呂入れたり、ケンカしたり。
そういうの全部ひっくるめて「育児」なんですよね
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
子どもと遊ぶのが上手な人なら、それ以外の要素も「遊び」にするのも難しくありません!
お風呂に入れるのも「どっちが早く服脱ぐかゲーム」にするとか。
意外にやってみたら「なんだ簡単じゃん」となるかも。
④ 寝かしつけしない
寝かしつけって、意外に時間がかかります。
眠くてグズる場合もあれば、遊んでしまって目が冴えて眠れない場合もある。
なかなか寝ないとイライラするし、だから寝かしつけしたくないって人は確かに多いかも。
でも、僕は寝かしつけは父親がすべきだと思ってます。
順番間違えたけど…④寝かしつけしない
父親が寝かしつけするメリットってたくさんあるんです。
・子どもの寝顔見られる
・子どもと二人の時間取れる
・その間、妻がゆっくりできる自分の時間取られるし、なかなかうまくいかない時もあるけど、寝かしつけは積極的にやるべきですね。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
これに加え、会社員の人が平日子どもと長い時間を過ごせるのは帰宅後です。
で、帰宅後に2人きりでゆっくりできるのは、唯一寝る時です。
一日の終わりに、子どもの一番近くに居られるってのは、幸せなことですよ?
⑤ SNSでやたら「イクメン」アピール
SNSでのアピールが強い人は、もう完全にアウトです。
これは本物の勘違いイクメンですね。
詳細は以下Tweetをどうぞ。
⑤SNSでやたら「イクメン」アピール
子育てしてますとか、イクメンって単語含めながら写真つき投稿とか、マジないですね…
僕も写真つき投稿はしますが、最近はやたらと「にょんちゃん(娘)が、いかにかわいいか」の熱弁しかしてません。笑
本気で育児が大変な時は、SNSなんかしてる暇ないっつーの
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
ツイ廃の僕ですが、朝7時~8時くらいと、夜19時~20時あたりは更新もレスポンスも控えめ。
子どものことに追われると、やっぱりSNSもブログもできなくなります…笑
育児を普通にする人や追われてる人が、ざわざわイクメンぶりをアピールしたりしませんよ…
⑥ 外出中だけ抱っこしたがる
家では全然抱っこなんかしないのに、外出するときだけ「あ、オレが抱っこするよ」みたいにいう人は完全に勘違いイクメンですね。
これはもう、子どもを自分のアクセサリー感覚にしか思ってません。断言します。
⑥外出中だけ抱っこしたがる
これは、「自分のステータス構築」のために子どもを利用してるケース。
超絶ダサい。
もはや気持ち悪い。子どもは基本、内弁慶です。
外出中は意外と良い顔して、自宅だと安心&甘えでグズグズすることがほとんど。むしろ自宅に居る時ほど抱っこすべき。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
上記Tweetにも書いたとおり、子どもって自宅にいる時ほどグズります。
うちの子なんかは2人ともこれで、すごい愛想が良くて、人に会うとニコニコしたりします。
一方、自宅にいるときは、目が合うと
「抱っこしてぇぇぇぇ!!!!」
…のようにうわーっと泣き出します。甘えるんですよね。
子どもなんてそんなもの。
だから、外出中(人と会うとき)だけ抱っこしたがるヤツは、自分をよく見せたいだけの馬鹿ですね。
⑦ 育児はしても家事しない
育児って、家事と密接に結びついてる部分があって…
たとえば、子どもがいると床や洋服がよく汚れるので、自然と掃除・洗濯が増えます。
で、その合間に料理やゴミ捨てや買い物なんかをこなしてますよね。
このように、育児と家事は密接に関わっていて、なんというか…継ぎ目がない感じなんです。
だから「育児やってるからいいだろ」的な言い訳は通用しません。
というか、愛するパートナーにそんなこと言えないでしょ…ふつう。
⑦育児はしても家事しない
育児って誰のためとかないけど、敢えて言うなら「妻のため」。
子ども=愛するパートナーとの絆の証です。
だから「妻のため」と思ってやるとやる気出ます。
僕もあまりできてる方ではありませんが、毎日トイレ・風呂掃除、お風呂に入れる、寝かしつけはしてます。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
僕の場合は、トイレ掃除とお風呂掃除くらいですが、それだけは最低限やります。
あとは、洗濯もやるようにしてます。(たまに料理も)
妻がデキすぎるため、先回りしてやられたり「仕事していいよ!」みたいに言われることも多いですが、その仕事もできれば横取りしてやりたいですね…笑
⑧ 指摘されても「俺はやってる」と言い張る
さらに、ここまで書いてきたようなことをパートナーや家族・友人から注意を受けた時に、
「俺はやってるよ!」
…みたいに言い張るのも完全アウト。典型的な勘違いイクメンです。
ただ、このパターンにも2種類あります(以下Tweet参照)。
⑧指摘されても「俺はやってる」と言い張る
このパターンの男は、
・ズバリ言い当てられてムカつく
・本気で思ってない…の2パターンがあると思いますが、
前者はまだなんとかなるとして、
後者はもうお手上げです…これがいわゆる「イクメン」。育児に対し幻想を抱いてるアホですね。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
前者は、多少なりとも認めてるってことなので、注意の仕方や注意してもらう人を変えれば、全然対策は可能!
でも後者のような「イクメン」は本当に無理でしょうね…
長い時間をかけてゆっくりやっていくしかないでしょう…
⑨ 自ら「イクメン」名乗る
そして最後はこれ、自称「イクメン」です。
「俺、イクメンだから」とか言ったり、SNSとかで自らイクメンを名乗るような人は、完全にアウト。
理由は以下のTweetのとおりです。
⑨自ら「イクメン」名乗る
イクメンは不名誉な言葉です。
「家事・育児の基本は母親だ」というクソのような固定観念の下、生まれた言葉で、この言葉が生まれる日本はむじろ「恥」なんです。
その恥を自らす名乗るのは愚の骨頂…
家事・育児に積極的に参加する男性は『父親』と言います。
— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
僕はイクメンという言葉が大嫌いです。
言われるのも好きじゃないし、使うのも嫌だし、ましてや自分で名乗るなんて気持ち悪くて無理です。
たとえ、それが好意的な意味で言ってるにしても。
だから僕はの肩書きは複業「パパ」です。
二人の子どもの父親であることに誇りを持ってます。(ありがとう、息子&娘!)
まとめ:「イクメン」はおかしい。僕たちは「父親」だ
何度でも言います。
育児・家事に積極的な男性はイクメンではありません。「父親」です。
これを読むあなた自身、もしくはあなたの夫が、下記9つに1つでも当てはまっていれば、それは立派な勘違いイクメン。
「イクメン」の特徴まとめ
①うんちした時はオムツ替えない
②グズったら3分でギブアップ
③育児=遊ぶことと勘違い
④寝かしつけしない
⑤SNSでやたら「イクメン」アピール
⑥外出中だけ抱っこしたがる
⑦育児はしても家事しない
⑧指摘されても「俺はやってる」と言い張る
⑨自ら「イクメン」名乗る— なかのの夫/複業100万の元社員(複業パパ) (@nakanonohusband) 2018年10月8日
夫婦共働きが普通の時代、育児も家事も一緒にやることもまた「普通」。
イクメンなんて言葉は時代遅れで、極めて不名誉な、情けない言葉です。
褒め言葉でもなんでもありません。
これを書く僕も、まだ父親4年生。
やれること・やれないことは多々ありますが、妻と子に誇れる「父親」でありたいなと思います。
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勘違いイクメンとは少し違いますが、イクメンを題材にしてマンガとしては「イクメン失格」が有名です。
イクメンの問題点がけっこうリアルに(というか生々しく)描かれてるマンガです。
自己承認欲求が強いうわべだけのイクメン夫が、娘の育児ネタでSNSでフォローを集めることにハマり、不幸・トラブルに巻きまれていく…というストーリーのマンガです。
内容的には、
⑤SNSでやたら「イクメン」アピール
⑥外出中だけ抱っこしたがる
…の2つに近いものがありますね。
ちなみに、主人公の夫の立場だけでなく、妻・子どもの目線で見た「イクメン」についても描かれてますので、父親の方はもちろん、勘違いイクメンを夫に持つ方にもおすすめ。
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