どうも、なかのの夫@複業パパブロガーです。この記事は、
「日本は右へ倣えの画一化社会。そんな教育に違和感や窮屈な思いを感じる…」
という方のための記事です。
僕も日本の画一化教育に違和感を感じている親の一人。
そんな僕が感じているモヤモヤとした気持ちを、先日からTwitterで話題になっているムーチョ@ホームステイのホスト(@mucho)さんの投稿も絡めて、まとめてみました。
※注意:この記事はあくまで「日本の画一化教育に違和感を感じている方のための記事」です。反対派の方は、ここでお帰りください。
サクッと記事を見たい人はこちら
過去最高の反響をいただいたTwitterの投稿と、お礼
まずは今回この記事を書くに至った経緯について書いておこうと思います。
冒頭でも書いた、Twitterで話題になったムーチョ@ホームステイのホスト(@mucho)さんの投稿は以下のものです。
皆さん、もうご覧になりましたか?
子供をインターに入れて、思ったこと
日本の学校「差別はいけません。みんな同じ人間なのです」
インター「差別はいけません。みんな違う人間なのです」
同じこと言うのにアプローチが全然違う
— ムーチョ??マレーシア移住した (@mucho) December 26, 2017
日本と海外の違いについて、本当にわかりやすく、でも問題点が浮き彫りになる素敵な投稿ですよね。
これについて、僕もすごく思うところがあったので、コメントさせていただいたのですが、そのコメントに対して、多くの反響をいただきました。
で、その僕のコメントが以下の2つです。
まさに日本の画一化教育の弊害。
僕、子どもと一緒にスイミングと音楽教室に行ってるけど、どっちも指示通りやらないとなぜか注意を受ける。
講師の真似を誰よりもでき、皆と同じように振る舞う子が一番評価され、画一化教育の賜物である親もそれを歓迎する。
これでなぜ違和感を持たないのが疑問です— なかのの夫/1日5h労働の複業リモート正社員? (@nakanonohusband) December 26, 2017
こういう大人が増えた原因は子どもを「大人より能力が下だ」と勘違いしてること。
実際は逆。
子どもは言葉がわからなくてもこちらの喋る事を理解できるほど能力が高い。大人と比較にならない。
優れた人に教えを請う方が成長が早いように、僕ら大人は子どもに育てられてることを忘れてはいけない。— なかのの夫/1日5h労働の複業リモート正社員? (@nakanonohusband) December 26, 2017
この記事を書いている時点(2017年の12月28日朝の電車内)で、
- 最初のコメント:378件のリツイート、736件のいいね
- 2番目の追記コメント:200件のリツイート、474件のいいね
という、想像も付かない反響をいただきました。
(結果、Twitterの通知が30秒置きくらいにブーブー鳴るくらいすごいもので、アプリの通知をOFFにしました。笑)
いいね、リツイート等くださった皆さん、本当にありがとうございます!!
自分の意見に共感をいただける方がこんなに多くいらっしゃって、本人めちゃくちゃ驚いてます。
また、逆に厳しいご意見も色々いただきましたが、多くの人に見てもらえたことには本当に感謝です。
そして、何よりムーチョ@ホームステイのホスト(@mucho)さんにお礼を申し上げます。
この投稿がなければ、僕のコメントもこれほど多くの方の目に触れることはなかったと思います。
僕の書いたコメント以外でも、本当に多くの意見が飛び交って議論されていて、本当に有意義な、素敵な投稿ですよね。
僕の言いたいこと
この記事を書くきっかけとなったTwitterの投稿のご紹介が済んだところで、続いては、この記事とTwitterでのコメントを通して僕が言いたいことを箇条書きで簡単にまとめておきます。
- 「皆と同じが一番、皆と同じことをしろ」という画一化教育が「過剰」だということ
- 子どもは皆天才。僕も含め、僕たち大人は子どもを管理するのではなく、学ぶべきだということ
- スイミングや音楽教室の例はあくまで例であって、そこに文句を言っているわけではないということ
※あくまで上記の問題をわかりやすく言うための「例」に過ぎない
この3つです。
恐らく、いいねやリツイートをくれた方はこれを書かなくても理解いただけていると思います。
しかし中には「あー誤解されてるな」と思うリツイートやコメントもあったので、一応念のため最初にこれだけは言っておこうと思います。
あと、息子の名誉のために言っておくと、息子が注意を受けることはほぼありません。
穏やかな性格で、きちんと相手の目を見て話が聞け、自分で判断ができる子です。(多少、僕のひいき目も入りますが)
そしてもう一点付け加えておくと、僕個人が「批判的なコメントやリツイート」と僕が判断したユーザーさんは全てブロックないしミュートさせていただきました。
(こんな風に書いていても意外にハートは弱いので、批判コメント苦手なんです。ごめんなさい。)
…と、ここまでが前置きです。
すっかり長くなってしまいましたが、ここから下以降は、皆さんからいただいたコメントもご紹介しつつ、「画一化教育の問題」と「子どもは天才!」というポイントについて書いていこうと思います。
「画一化教育(画一化社会)」について僕が思うこと
でははじめに、最初のコメントと、これにリアクションをいただけた方たちの意見のまとめです。
僕のコメント・意見
まず、↓が僕のコメント(一部誤字を修正)と意見です。
まさに日本の画一化教育の弊害。
僕、子どもと一緒にスイミングと音楽教室に行ってるけど、どっちも指示通りやらないとなぜか注意を受ける。
講師の真似を誰よりもでき、皆と同じように振る舞う子が一番評価され、画一化教育の賜物である親もそれを歓迎する。
これでなぜ違和感を持たないのか疑問です。
※なかのの夫@複業パパ(@nakanonohusband)のコメントより引用
実際行ってみると本当によくわかるんですが、スイミング・音楽教室どちらも、講師が「皆と同じようにしろ。それが一番良いのだ」という方針で教えています。
そしてそれは親も同じ。
親が子どもに対して話すのを聞いていると、「ほら、皆もやってるから、あなたもやりなさい」的な声をすごく多く耳にします。
講師の指示に従うのは全部が全部悪いことではありません。
でも、それが過剰なように感じます。
※ちなみに、習い事には「社会性を身につけるため、危険を回避するため」等の目的があるのは百も承知です。それを解った上でのコメントです。
「海外の差別教育の弊害」を指摘いただいた例
ここからは、リアクションをいただけた方たちの意見の引用まとめです。
まずはhiroechan(@kokonoe_h)さんからのコメントをご紹介します。ありがとうございます!
@mucho
海外では違う人間と表現するから差別が生まれるんでしょうね。
まさに海外の差別教育の弊害です。— hiroechan (@kokonoe_h) December 26, 2017
確かに、海外では単一民族で構成される日本とは比べ物にならないほど差別問題があるからこそ「人と違う」と表現されるんでしょうね。
日本はあまりに画一化されていますけど、海外では差別化がされすぎている国もあるのかも。
そのバランスを取るのが難しいところですが、でもそれが僕たち大人(親)の義務な気がします。
小学校でも「画一化」の流れがあると指摘いただいた例
続いてはmeimei(@meimei881)さんからのコメントです。ありがとうございます!
こんにちは。小学校も同じですね。保護者としてめちゃくちゃ違和感感じます。、、。先生に意見言うと〔子供のほうが正しいことも〕、問題児、皆と同じことしてないと問題児。昭和から全く変わらない授業風景、、〔時代が変わってるのに教育は変わってない、むしろ余計に均一性求める方向、、〕
— meimei (@meimei881) December 26, 2017
僕の子どもはまだ3歳なので、まだ画一化の煽りを受けづらいのかもしれません。
でも、小学校→中学校→高校→大学→社会人となるにつれて、どんどん画一化は進みます。
それを本当に肌で実感いただいているだなぁという説得力のあるご意見です。
これに対しては僕は以下のようにコメントさせていただきました。
コメントありがとうございます。
時代に合わせて変化するべきはずが全く変化なく、それどころかより画一化は進む一方。学校なんて何のためにあるんだか解らなくなりますね。
でもこれからは個人が強くなる時代。
こうやって僕達が議論して、眉力ながらも発信し続けることが大事なんだと思います。— なかのの夫/1日5h労働の複業リモート正社員? (@nakanonohusband) December 26, 2017
※眉力ではなく「微力」ですね。ごめんなさい。
少しずつでも、同じ考えを持つ者同士、団結してがんばっていきたいですね!!
「子どもの能力の高さ」について僕が思うこと
そして次に「子どもの能力の高さ」と、これに対する皆さんのご意見をまとめてみました。
僕のコメント・意見
まずは僕のコメントと意見から。
こういう大人が増えた原因は子どもを「大人より能力が下だ」と勘違いしてること。
実際は逆。
子どもは言葉がわからなくてもこちらの喋る事を理解できるほど能力が高い。大人と比較にならない。
優れた人に教えを請う方が成長が早いように、僕ら大人は子どもに育てられてることを忘れてはいけない。
※なかのの夫@複業パパ(@nakanonohusband)のコメントより引用
なお、この「子どもの能力の高さ」については、コメントする以前にもツイートしてます。それが以下のもの。
子どもは大人より遥かに優秀
言葉が解らないのに、こちらの喋っている事を理解し
あっという間に何でもすぐに上達し
常にポジティブで落ち込むことを知らない。成長するためには、自分より優れた人に教えを請うのが一番。
それが、親にとっては子ども。僕たち親は子どもに育てられるんです。
※なかのの夫@複業パパ(@nakanonohusband)のコメントより引用
言葉が解らないのに、こちらの喋っている事を理解するだけでなく、あっという間に何でもすぐに上達しますし、常にポジティブで落ち込むことを知りません。
あと、子どもって日常の全てを遊びに変えられるじゃないですか。
だから何にでも素直に興味を持って、グングン吸収する。とんでもない才能ですよね。
逆に大人は、これら全てにおいて子どもに劣ります。
なのに大人は子どもを管理しようと、言うことを聞かせようとしますよね。
だって「いい子=言うことをちゃんと聞く」っていうイメージありませんか?「いい子にしててね!」みたいなこと言う時って、大体がこの意味で使いますよね。
子どもの頃は大人の言うことは全部正しいのだと思いこんでましたが、実際はそんなことなくて、むしろ間違ってることが多い。
子どもの方がよっぽど正しい判断ができます。
なので、一番最後の文章に行き着くんですが、僕ら大人が成長するためには、「自分より優れた人=子どもに学べき」なんです。
大人にとっての師は子どもであり、僕たち大人は子どもに育てられるんです。
※ただ、これは子どもがいない人には絶対にわかりません。たぶん僕たち親の100分の1もわかっていないと思います。
(僕自身、子どもを持つ前と後では、全然実感度が違うので)
「子どもには、天才と話しているように話す」という意見
では、ここからは、コメントやリツイートいただいた方の意見を一部ピックアップしてご紹介したいと思います。
ひろや/ZeroP(@ZeroP2525)さんからは以下のコメントをいただきました。ありがとうございます!
いつも子供と話す時はアインシュタインやモーツァルトレベルの天才と話しているような気がして気を使います。
赤ちゃんを観察すると周りがしかめっ面すると泣き、そう言うとき自分が微笑む顔を見せると泣きやんだり、最初の言葉は教師役が喜んだ瞬間覚え、これは大人でも同じ。喜ばない教師は糞。— ひろや/ZeroP (@ZeroP2525) December 27, 2017
ほんと、子どもって皆天才ですよね!
「子は親を映す鏡」とか「子は親の思う通りに育たない。親のように育つ」っていう言葉が、まんまこれです。
僕も長男はもちろん、子どもと接する時は、特に言葉にはすごく気を使い、子どもをよく観察して「自分がこの子に与えられるものは何かな?」と思いながら接するよう心がけてます。
そういう風に接すると、ほんと子どもの反応って変わってくるんですよね。
「学校が子どもの才能を潰している」と指摘いただいた例
続いて、ひろすけ(@hrskksrh)さんからは以下のようにコメントいただきました。ありがとうございます!
子どもはみんな速読(というかページを一目で把握する能力)ができるのに、学校で一行ずつ読む訓練を「させられ」てそれができなくなるというのは割と有名な話かと。
— ひろすけ (@hrskksrh) December 28, 2017
子どもは「大人から言葉を教わる」ものではなくて、自分で自然に真似したりしながら「勝手に覚えていく」もの。これは間違いないです。
その吸収力の高さこそが、子どもが天才だって言える理由の一つですし、逆に言えば、教え方ひとつでその能力を潰してしまうんだという、非常にわかりやすい例をご紹介いただきました。
※そういえば批判コメントの中には「じゃあその言葉って誰から教えられたんだ?大人だろ?」みたいな意見があったんですが…。うーん。子どもとちゃんと接したこと、本当にありますか?
「甥っ子がしゃべれない頃から言葉を理解していた」という意見
宮田シロク ?仕事運専門占い師(@miyatasilok)さんからは以下のようにリツイートいただきました。ありがとうございます!
甥っ子もしゃべれない頃からこっちの言うこと全部わかってたな〜
ほんと子どもはすごいよ… https://t.co/3dwh1VIH1N— 宮田シロク|仕事運専門占い師 (@miyatasilok) December 26, 2017
やっぱり同じ経験をされて、子どもの能力の高さを目の当たりにしたことがある方はいらっしゃるんですね!
この投稿に返信させていただいたんですが、「僕たち大人が地球人なら、子どもは超サイヤ人3ぐらいなもん」です。
子どもってスゴすぎ。
たとえ自分の子でなくても、きちんと子どもと向き合っている方は実感しているんですね。
今回のTwitterの反響でわかったこと
というわけで、ここまで「画一化教育(社会)の問題」と「子どもは天才!」という2つのポイントに分けて内容をまとめてきましたが、今回の反響を受けてわかったことがあります。それが、
「伝えたい人にはきちんと伝わり、どうでもいい人には伝わらない」
ということです。
これについては、有賀透子@ブログのROIって何?(@ArugaMamaUS)さんがちょうどタイムリーな投稿をしていまして、それが以下のもの。
あんちゃ(@annin_book)さんの本を批判している「大人」をみると、ターゲット以外へはメッセージは伝わらないってすごく思った。
大人は彼女のターゲット外なんだから、響かなくてもあたり前。届けたい人に届けばOK。
わたしのブログも、伝えたい人に伝えたいメッセージが届くように頑張ろう!
— 有賀透子?ピンタレストでアクセスUP (@ArugaMamaUS) December 26, 2017
本当にその通り!
たかだか40フォロワーくらいの僕ですらこんなんなのだから、インフルエンサーの方たちはさらに色々な批判コメントにさらされているわけで…
でも結局は、自分が伝えたいと思う人に伝わればそれが正解。これに尽きますね。
(現に、賛同いただけた人は、投稿に書かれた内容だけじゃなく、僕の意図することや伝えたいことを理解してくださった上で意見をくれてましたし)
でも、これでいいんだと思いました。
同志が少なくとも700~800人くらい居ることがわかったのが本当に嬉しかったです。
改めて、いいね、リツイートしていただいた皆さん、ありがとうございました!
最後に・子どもは大人の人生の師!
過去最低の出生率だったり、人口に対する子供の割合が世界最低水準だったり。
日本という国は子どもの存在を軽視しすぎているように僕は思います。
この国の将来を担うのは子どもで、子どもが最大の財産なのに…
大人にとっての師は子どもであり、僕たち大人は子どもに育てられる。
我ながら偉そうな言葉ですが、でもこれに尽きます。
この国がもっと子どもに優しい国になるように、これからもこのブログで、僕の思いを発信し続けていこうと思います。