現役リモートワーカーのインタビュー企画第1弾です。
アプリ開発とWebデザインを手がける若干25歳の代表取締役社長「しんや」さんにインタビュー!
人物紹介:しんや さん
アメリカ留学→WebデザインとiPhoneアプリ開発を独学で始めて起業し、現在は代表取締役社長。未経験からフリーランスになり成功するためのイロハを発信しているエンジニア。リモートワークしながら奥さんのために家事を担当する愛妻家でもある。
■ブログ:https://ymmtshny.com/
■Twitterアカウント:@pentagon_tokyo
しんやさんは、
- 「デザイナーが抱えるトラブルを解決できるアプリを作りたい!」
- 「毎日仕事をがんばって帰ってくる妻のために料理や家事をしてます。これ、リモートワークの気分転換にいいんですよ!」
こんな「誰かのため」が自然にできる超絶ステキな方でした!
✓ この記事を読むべき方
- スマホアプリのエンジニアを目指してる人
- Webデザイン・アプリ開発がしたい人
- 起業、もしくはフリーランスとして自分の力で稼いでみたい人
- リモートワークで働いてみたいと考えている人
上記に当てはまる方はぜひご一読を!
前半は経歴と業務内容についてのインタビューを。
後半はその他しんやさんにお聞きしたリモートワークに関するQ&Aをまとめてご紹介します。
サクッと記事を見たい人はこちら
しんやさんのプロフィール・経歴など
まずはしんやさんのプロフィール、経歴などをご紹介します。
(いずれもこの記事の公開当時の情報です)
- 職業形態:フリーランス(代表取締役社長)3年
- 職種:IT系のソフトウェアエンジニア
- 年齢:25歳
- 居住地:東京
では、以下からインタビューになります。
どうやってエンジニアになれたのか?
なかのの夫:では、よろしくお願いします!今回はありがとうございます。なんと若干25歳にして代表取締役社長!すごいですねぇ…。どこかにお勤めで独立されたとかですか?
いえ、フリーランス歴3年です。就職したことないですね?
なかのの夫:うお!マジすか!え、じゃあエンジニアとしての技術とか知識は、どうやって身につけたんですか?
WebデザインはUdemy使って自学しまして、ポートフォリオを作成して、アルバイトとしてアパレルの会社に入って実務経験を積みました。
iPhoneアプリはもともと独学で勉強していまして、こちらも同じようにアルバイトとして経験積みました。
両方合わせて約2年間くらいですかね。
アメリカ留学時代、労働時間の制限からプログラミングに興味を持つ
なかのの夫:エンジニアさんって実務経験がけっこう問われるって聞きますけど…いやーそれにしてもすごい。ちなみに、なぜプログラミングとかに興味を持ったんですか?
Twitterでも書いてるんですが、アメリカに留学してたことがありまして。
そのときは英語も話せないしプログラミングもわからなかったんですよね。笑
お金も厳しかったのでアルバイトをしようと思ったんですが…
アメリカって週20時間キャンパス内でしか働けないっていう決まりがあるんですよ。
だから「オンラインで稼ぐ方法はないのか?」と考えて、日本から本を取り寄せてプログラミングの勉強しましたね。
なかのの夫:ほんとすごい行動力だ…!!とてつもなく短期間で成長できる理由がわかる気がします。
リモートワークエンジニアとしての仕事内容
なかのの夫:では続いて具体的な仕事内容なんですが、どんな仕事をされてるんですか?
はい、具体的には、次の5つをしています。
- iPhoneアプリ開発
- Androidアプリ開発
- IoTアプリ開発→アキバに足を運んで
- Webサイト制作
- ECサイト制作
なかのの夫:うお!そんなに!それを全部お一人でやられてるんですか?!
いえ、自分はアプリ開発が主になっていまして、スタッフが1名いるんですが、その人にWebデザイン系の仕事(Webサイト制作やECサイト制作)をお願いしてます。
僕はそのレビューをやっている…という感じですね。
なかのの夫:社員さんもいらっしゃるんですね!ますます凄い!
エンジニアとして感じる、リモートワークのメリット&デメリット
なかのの夫:では続いて、エンジニアとしてリモートワークをしていた中で感じるメリット&デメリットを教えていただけますか?
まずメリットですが、
- 無駄なコミュニケーションを省ける
- 通勤しなくていい
- プライベートを重視できる(自宅で作業して、合間に家事をしたりとか)
- 好きな場所で作業できる(モチベーションを保てる、同じ場所で作業していると空間になれて、集中力が落ちる)
…といったところですね。
なかのの夫:好きな場所で作業は納得です…。確かに集中力落ちますよね。僕も実際そうなることが多いので、これはぜひ真似させていただきます!
そうですね。午前と午後で場所を変えたりとかおすすめですよ。
続いてデメリットは、
- 自己管理が大変
- チャットだと、相手のトーンがわかりにくい
- お互いに、相手のことを考えてメッセージをやりとりする必要がある(なるべく返信がすくなるような配慮、わかりやすく文章etc…)
- すぐに確認とりにくい(対面だったら、〇〇さん、〇〇ってどうでしたか?とカンタンに確認できるけど…)
ですね。
なかのの夫:はい、これも本当に納得のものばかりです…。特に僕は会話のトーンとかわからないのはデメリットだなと思ってて。自分はそのつもりないのに、相手には「キツイ言い方」みたいに捉えられることってありますよね。
そうですね。
僕は絵文字を意識的に使うようにしていたりします。
そうすると相手の反応も変わってきますね。こっちが使い出すと、絵文字を使ってきてくれたりとか。
もちろん相手に要求はしないんですが。
なかのの夫:あ、それいい!ぜひ使わせていただきます!笑
その他・エンジニアのリモートワークに関するリアル
ではここからは、その他の情報についてまとめてサクッとご紹介します。
勤務時間や働いてる場所、業務の管理方法など、エンジニアとしてリモートワークを行う上でのリアルな情報になってます!
勤務時間&休日
10時〜18時くらいで稼働。特に決まっているわけではなく、自分ルール。
✓ 一日のスケジュール
- 8:30 起床&準備&移動
- 10:00 仕事スタート
- 18:00 – 買い物したり、ご飯つくったり ※婚約者の方と住んでて一緒に
- 22:00 – ブログ書いたり、読書したり
- 24:00 – 就寝
なお、以前は昼夜逆転で生活していたのですが、それだと能率が上がらなかったので規則正しい生活を心がけてるそうです。
休日は月曜日と火曜日で、奥様の休日に合わわせているのだとか。
しんやさんはリモートで仕事できている分、仕事の合間に休憩がてら家事をやり、食事の支度までこなすのだとか…。本当に愛妻家ですねー!
仕事している場所
コワーキングスペース(ビズコンフォート)やカフェがほとんど。
コワーキングスペースが主で、気分転換にルノアールかスタバを利用しているそうです。
これは、一番自分がパフォーマンスあがる場所を意識していて、同じ場所にいると集中力が続かなくなるので、場所を変えるのだとか。
上司・同僚・取引先とのコミュニケーションについて
続いてはリモートワークの課題として挙げられる「コミュニケーション」について。
しんやさんは以下のようにコミュニケーションを取っているようです。
- 使用する連絡ツール:SlackかChatwork ※取引先の希望に合わせる
- 実際に会う頻度:週1回程度、MTGで顔を合わせる
- 業務の進捗報告・確認:gitというツールを使って利用するので報告は特にする必要なし
- 出勤・退勤について:Slackで「作業します」と「作業終わります」と投稿して報告。クライアントによっては月末に時間をスプレッドシートにまとめて提出することもある。
※なお、gitというツールについて、しんやさんに補足いただきました(ありがとうございます)
エンジニアでない人にもわかりやすく説明するとエンジニアは、gitというツールを利用してます。
書いたプログラムを、gitに提出するとプロジェクトメンバーが、自分が書いたプログラムを見ることができます。
なので、どんな作業をしたかがわかりますので、特に日々の報告は不要で、週1くらいのミーティングで進捗を確認することはあります。
リモートワークに便利なアイテム・ツール(エンジニア・しんやさんの場合)
続いてはリモートワークに便利なアイテム・ツールについて。
エンジニアとして活躍するしんやさんは以下のツールがおすすめとのことです。
- git ※「無いと世界中のエンジニアが困りますねw」とのこと
- Slack
- appear.in(ビデオチャット)
- Bose QuietComfort(ノイズキャンセリング ヘッドフォン)
- ASUS 15.6インチ モバイルディスプレイ
- 無印良品の小型石鹸ケース
※なお、4~6については、しんやさんのブログ「【アプリエンジニア歴6年】オススメのPC周辺機器を公開」を参照!
無印の小型石鹸ケースの使い方には個人的にびっくりで、これは欲しい!と思いました。
(近くに店舗がないのでなかなか買いに行けませんが…笑)
また蛇足ですが、気分転換にはSpotifyでアニソン(銀魂やソードアート・オンライン等)を聴いてリラックスしているそうです。
リモートワーク求人の見つけ方・なるための方法
続いては、しんやさんが現在のお仕事を見つけた経緯と、リモートワークの仕事をするために必要な条件について。
現在の仕事はどう見つけた?
知り合いの紹介で見つけたとのこと。いわく、スタートアップ系のお仕事が多いとのことで、人が足りてない事情があるので、意外にお仕事は取れるそうです。
また、Wantedly経由でスカウトいただくことも多いそうで、現在まで約30件程のオファーがあったとか。
※補足:Wantedlyはリモートワーク求人が特に多いサイトです。他のおすすめ求人サイトは下記の記事を合わせてどうぞ。
リモートワークのお仕事を得るために必要な条件は?
続いて、リモートワークの仕事を探している人に向けてのアドバイスもいただきました。
しんやさんが挙げる必要な条件は主に以下の2つです。
① ひとつの分野で、価値を提供できるまでのスキルを見につける
リモートワークは、コミュニケーションをとりづらいという点がデメリットとしてあげられるので、それをカバーできるだけのスキルが必要だと思っています。
クライアントに「何でもかんでも聞いていたら」、クライアントの管理コストが上がるだけです。
クライアントの管理コストをほぼゼロにできるだけの「自己解決能力」をつけると良いです。
わからないことは、検索すれば大抵のことはグーグル先生が教えてくれます。
なお、上記について「具体的にプログラミングを勉強する場合はどう学習すればいいか?」と質問したところ、以下のように回答いただいてます。
独学の場合は、本に書かれてる内容を基本的な部分を学習→自分で作りたいものを作る→わからないことがあれば、MENTA等で先輩に聞くとするのがいいと思います。
結局自分でわからないところにぶち当たって「検索して答えを見つけて」というフローを経ないとスキルは身につきません。
なお、初心者の場合は「何がわからないかわからない」という問題点もあるので、そういう場合はプログラミングスクール(オンライン)を使うのはおすすめです。
…とのことでした。
② 目に見える実績をつくること
やりきる能力があるということを証明することが大切だと思っています。
口で「できます!」というより、実際の成果物を見せて「これをつくったことあるので、できます」の方が圧倒的に信頼できますよね。
信頼してもらうには、目に見える成果物をつくるのが最も良い方法だと思っています。
実際にしんやさんは実績を積み重ね、信頼を得ることで「紹介」でリモートワークのお仕事を獲得されています。
なお、「信頼を得るための、アピールのコツはありますか?」と質問したところ以下のように回答いただきました。
最初アルバイトで入ったアパレル会社の面接の際は、その企業の洋服の画像を使ってWebサイトを作って企業に合わせて提案しちゃいました。
iPhoneアプリのお仕事のときは、どんななアプリをどのくらい時間で、どんなポジションで制作した…という実績を守秘義務の範囲内でアピールしました。
ちなみに、フリーランスといてお仕事を得るためには「Web制作+SEO」など、求められているスキルにプラス何かあると、長期間に渡ってお仕事をもらえるので良いですね。
今後やりたいこと・目標・PRなど
最後にしんやさんに今後やりたいこと、現在取り組んでいることをお聞きしました。
デザイナー向けのアプリを作っているんですが、デザイナーが抱えるトラブルを解決できるアプリですね。
リリースされた際にはぜひ一人でも多くのデザイナーさんに使ってほしいです!
あとは、ブログはじめましたので読んでください!
※しんやさんのブログ:フリーランス攻略
しんやさん、ありがとうございました!
まとめ&編集後記
以上、リモートワークでエンジニアとして活躍されているしんやさんのインタビューでした。
現在エンジニアを目指している方、特にフリーランスとして仕事を受けたいと考えている方はフォロー必須です!(お仕事の依頼もTwitterのDMから)
実はこのインタビューに際してTwitterのDMでやり取りをしたのですが、事前にこちらからお送りした質問事項にすべて返答いただくというお気遣いぶり…
さらに、この記事には載せきれないほど写真素材も色々とご提供いただきました!(ぜんぶ使えなくてすみません)
めちゃめちゃスムーズにインタビューが進みまして、本当に助かりました。
愛妻家でお仕事もデキる上に気遣いまで完璧の超絶イケメン…
しんやさん、本当にありがとうございました!
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ここまでお読みいただきありがとうございます!
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