- WordPressできると、どんな仕事・案件がもらえるの?
- WordPress系の仕事って、プログラミングできなくても稼げるの?
こんな疑問をお持ちのあなたへの回答は、以下のツイートの通り「WordPressやれば、プログラミングできなくても仕事・案件はたくさんもらえる」です。
#WordPress でブログやってて良かったと思うのは、
単純に稼げるようになったのはもちろん『仕事をもらえるようになった』こと
◆ホームページ制作
◆ライティング
◆マーケティング
◆SNS運用
◆コンサルこれだけで生活費がまかなえるし
何より自分の利益だけじゃなく誰かの役に立てるって幸せ。— なかのの夫?複業パパ (@nakanonohusband) 2019年5月15日
これを書く僕はWordPress歴5年。
ブロガーとしてはもちろん、上記のようにサイト制作やマーケティング等色々な仕事・案件をもらってゴハンを食べてます。
今回の記事では、そんな僕が
- WordPressでもらえる仕事・案件まとめ(プログラミング経験なくてもOKの仕事あり!)
- WordPressで仕事・案件をもらうコツ
- WordPressの仕事獲得におすすめのサイト
上記3点をまとめました。
最後まで読めば、WordPressで月1~3万円稼げるノウハウがざっと理解できますので、ぜひご一読を。
サクッと記事を見たい人はこちら
大前提:プログラミングできなくてもWordPressで仕事・案件はもらえます
最初にこれだけは言っておきます。
WordPressのお仕事=PHPやCSSでプログラムをがしがし書く仕事ではありません!! そんなスキルなくても仕事はあります!
プログラミングって正直意味わかんないじゃないですか。
で、WordPressってブログを作るソフトだけに、「プログラミング書けないとお仕事はなかなかないんじゃ?」ってイメージがありますよね。
しかし、実際僕はプログラミングがほぼできなくてもお仕事がもらえてます。
というのも、WordPressで得られる仕事は、以下大きく2つのジャンルに分けられるから。
- WordPressを使った「Web制作系」の仕事(要プログラミング)
- それ以外の仕事(ライティングやコンサルなど)
このうち、Web制作系のお仕事はプログラミングの知識がある程度必要なものが多いです。
一方で、ライティング(記事の作成)やコンサル等の仕事はプログラミングスキルはほぼ必要ありません。
なので結論。
WordPressのお仕事=PHPやCSSでプログラムをがしがし書く仕事ではありません!! そんなスキルなくても仕事はあります!
…となるわけですね。
では、以下ジャンル別にそれぞれ詳しく解説していきます。
WordPressで得られる「Web制作系」の仕事&案件・10選
まずはサイトやブログの制作など、主にWeb制作系の仕事&案件を10種類ご紹介します。
最初にまとめてご紹介しておくと、こんな感じ↓
※仕事の名前タップすると、より詳しく説明してるところにスライドします!!
No | WordPressの仕事・案件の種類 | 単価・収入 |
---|---|---|
1 | サイト・ブログの制作 |
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2 | 既存サイト・ブログのカスタマイズ |
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3 | リニューアル |
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4 | WordPressテーマの制作 |
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5 | WordPressプラグインの制作 |
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6 | WordPressの保守・運用 |
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7 | サイト・ブログの障害対応 (復旧など) |
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8 | サーバー・ドメインの移転代行 |
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9 | WordPressの各種チューニング (速度改善・常時SSL化など) |
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10 | サイト・ブログのWordPress化 |
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では、順に見ていきましょう。
① サイト・ブログの制作
まずはテッパン。WordPressでサイトやブログを制作する仕事です。今はマジでこれが多いです。
僕は知人の運営するお店のホームページを2~3個作ったことがあります。
さらに最近は、個人だけでなく企業もブログ(オウンドメディア)を運用することが時代なので、企業案件も多いですね。
とはいえ、WordPressをインストールして既存テーマをあてがって、ちゃちゃっとカスタマイズ…くらいなら素人でもできます。
なので、PHPやJavascript等のプログラミング言語を使ってWebデザインがきちんとできる人でなければなりません。
(専門スキルが求められる分、単価も高くなるのですが)
✓ 参考記事:WordPressで使うプログラミング言語の種類 もチェックしておくことをおすすめします!
とはいえ、「WordPressを使うのに抵抗がある人」は多いので、実際は僕のような素人に毛が生えた程度のプログラミングスキルしかない人間でも、サイト制作の仕事はもらえてるというわけです。
サイト・ブログの制作の単価・収入
- 企業やお店のホームページ制作:10万円以上~
- 個人のブログ制作:2万円以上~
② 既存サイト・ブログのカスタマイズ
新規でサイトやブログを制作する案件もあれば、既存のサイトやブログをクライアントの要望に応じてカスタマイズする仕事もあります。
これはどちらかといえば、企業というよりも個人から依頼されるパターンが多く、ブログ初心者の方から何回かこういったお仕事をもらったことがあります。
具体的には、
- サービスの紹介ページを作って欲しい
- サイトの見出しのデザインを変更して欲しい
- 問い合わせフォームを設置して欲しい
…などの簡単なものです。単価は高くありませんが、意外にニーズがあるのがこれです。
既存サイト・ブログのカスタマイズの単価・収入
- 企業やお店のホームページ:5万円~(内容によってかなり値段の差がある)
- 個人のブログ:1万円以上~(内容によってかなり値段の差がある)
③ リニューアル
ホームページのリニューアルもあります。
クライアントの要望に応じて、WordPressのテーマ自体を変えてカスタマイズたり、場合によってはオリジナルで1から作ったり…
大幅な変更が必要になる場合は長期で仕事を受けるので、安定的な収入が確保できます。
そのため、PHPなどの専門的な知識(WordPressのプログラミング言語)も必要になります。
リニューアルの単価・収入
- 企業やお店のホームページ:10万円以上~
- 個人のブログ:2万円以上~
※こちらも内容によりかなりばらつきがありますが、大幅なリニューアルの場合はふつうに制作するのと同じくらいの費用がかかるのが普通です。
④ WordPressテーマの制作
WordPressのテーマ(デザインテンプレート)を外注する企業もけっこうあります。
どうしてもWordPressっていくつかの人気のテーマに集中してしまうので、デザインが似通ってしまいがち。
見慣れれば「あ、これJINじゃん」とかひと目でわかってしまうもの。
そんなデザインの被りを避けるため&独自の機能をつけたい・個性を出したいという意向から、独自のテーマを開発するケースもあります。
WordPressテーマの制作の単価・収入
- 最低10万円~ほど
⑤ WordPressプラグインの制作
テーマ以上に実は多いのがこのパターン。
「WordPressに◯◯の機能を追加したいけど、既存プラグインだと実現できるやつがない」って時に依頼があります。
WordPressブログの人口も一気に増えてますので、ブロガー向けプラグインの需要は今後ますます高まると思います。
最近リリースされた中で割と有名なのが「ZEBLINE」というブログ記事の特定の箇所に動きのあるマーカーラインを引けるプラグインです。
※どういう動きをするのかは下記リンクで確認できます。
→ ZEBLINE
WordPressプラグインの制作の単価・収入
- 既存プラグインのカスタマイズなど:1万円~(内容によってかなる差がある)
- 完全オリジナルのプラグイン制作:5万円以上~(内容によってかなる差がある)
⑥ WordPressの保守・運用
WordPressはソフト自体と、テーマ、プラグインに定期的にアップデートがあります。
それに加え、基本的にはWordPressで作ったサイト・ブログは長期間運用するのが前提。
ということは何かしらの不具合が生じる場合もありますし、クライントの意向に合わせてデザインをマイナーチェンジしたり、管理画面を使いやすくしたり等の保守・運用の仕事もつきもの。
制作と保守・運用はワンセットであることが多いです。(実際僕もこれです)
WordPressの保守・運用の単価・収入
- 企業向けサイトの場合:3万円以上~(サイトの規模・構造にもよる)
- 個人のホームページ・ブログの場合:月1万円程度(サイト・ブログの規模・構造にもよる)
⑦ サイト・ブログの障害対応(復旧など)
WordPressは更新が割と頻繁にあります。
更新されたせいで使っているWordPressのテーマと特定のプラグインが相性が悪く、急に不具合が生じる場合もあります。
また、ブログ初心者はWordPressのカスタマイズを行っていて、うっかりfunction.phpファイルの一部を削除してしまったりなどして、ブログが真っ白になる(消える)ことも珍しくありません。
そういったケースに対応する障害対応専門で仕事を受ける人もいます。
サイト・ブログの障害対応(復旧など)の単価・収入
- 3000円以上~
企業向けサイトは保守費用に含まれる場合が多く、復旧対応は主に個人ブログ向けなので単価は低めです。
⑧ サーバー・ドメインの移転代行
「サーバーの速度が遅い」などの理由でWordPressのサーバーを移行するのはよくあること。
でも、ブロガーの多くはサーバーやプログラミングの知識がないため、自分で移行することができません(僕もそうです)。
そんなブロガー向けにサーバーやドメインの移行を代行するサービスも定番です。
サーバー・ドメインの移転代行の単価・収入
- 5000円前後~
最近では、サーバー会社によっては「WordPress自動移行ツール」等も登場していて、価値が落ちてますね。
そのうちこのサービス自体もなくなるかもしれません。
⑨ WordPressの各種チューニング(速度改善・常時SSL化など)
サイトの表示速度の改善や、常時SSL化(http→https)など、サイト・ブログのチューニングも意外に需要があります。
どちらもユーザーの離脱に影響がモロに出る要素ですし、SEOに影響が出ますから。
特に常時SSLはサーバーも絡むので、ちょっと自分で対応するには勇気が要ります…。笑
割と緊急性が高い案件なので、それだけ需要も高いです。
WordPressの各種チューニング(速度改善・常時SSL化など)の単価・収入
- 速度改善:1万円前後
- SSL化:5,000円~
速度改善はかなりピンきりです。サーバーの簡単な設定の変更、プラグイン導入などであれば5,000円以下のも多数。
企業向けやそれなりの規模のブログ向けの本格的なものであれば3万円を超えてくるものもあります。
SSL化は今やレンタルサーバーで無料対応&プラグインを使って簡単にできてしまうので、価値が薄れていて、単価も下がっている印象です。
⑩ サイト・ブログへWordPress導入・WordPress化
WordPressは最近人気なだけに、この仕事は実はけっこう多いです。
これには大きく2パターンあって、
- 一昔前のサイトをリニューアルしてWordPress化したい・WordPressを導入したい(企業や個人事業主に多い)
- 無料ブログをWordPress化したい(ブロガーに多い)
…とこんな感じ。
どちらもサイト・ブログのページ数が多ければ多いほど大作業になるので、自分でやりたがらない人がほとんどです。
その分めんどくさい仕事ではあるのですが、単価は高くなります。
サイト・ブログのWordPress導入・WordPress化の単価・収入
- 5万円~(ページ数やコンテンツ内容によってかなり差がある)
ページ数が少なく、簡単なものであれば5万円程度ですが、ページ数の多さや移行後のWordPressの内容によってかなり変動します。
その他・WordPressで得られる仕事&案件・3選
Web制作系以外にも、以下のような仕事もあります。
① ライティング
SEOライティング(Google検索結果上位に表示させるための書き方)やSNSで拡散されやすい記事の書き方って、はっきり言って特殊スキルです。
WordPressは、結局「ユーザーに受けるコンテンツを追加していくこと」が肝になるので、そういう記事が書けるライターは今や引く手数多です。
クラウドソーシングサービスでも、ブログ等のライティング案件は多数ありますし、オウンドメディアを運営する企業もライターを積極採用しています。
ライティングが一番とっかかりやすくて、かつ一番需要のある仕事かもしれません。
実際僕もライターでいくつも仕事してきましたし、今もリモートワークのライター(正社員)としても働いてます。
✓ リモートワークで正社員ライターになる方法も書いてます! 気になる人は以下の記事を読んでください。
ライティングの単価・収入~
- 1文字:1円前後
ライターのレベルによりピンきりです。
経験者は基本1円以上がふつうですが、僕の場合は正社員なので目標本数があり、それを達成すればOK的な感じです。文字数も「3,000文字以上じゃないとだめ」みたいな決まりもありません。
② マーケティング
Googleアナリティクスなどのアクセス解析ツールのデータを元に、
- 検索やSNSからどれだけのアクセスがあったか
- アクセスを増やすためにはどうすればいいのか
- 購入やサービスの導入に至ったユーザーは、サイト内でどんな動きをしているか
…等の分析や企画ができるマーケティングの仕事もめちゃくちゃ重宝されます。
WordPressブログって記事書くのと集客・分析(=マーケッティング)がセットですし、企業も個人もそこを欲しがりますからね。
マーケティングの単価・収入
- 月10万円~20万円程度
業種・マーケティングの内容によっても異なりますが、月単位の契約で10万円~20万円程度が多い印象です。
③ その他コンサル(運用・集客・管理画面の最適化など)
さらに、WordPressのコンサルを求められることもあります。
これは個人ブロガーや個人でお店を運営してる方などに多いのですが、今まで僕がもらった依頼はこんな感じです。
- 記事の書き方を教えて欲しい
- 記事を書く画面を使いやすくして欲しい
- 自分のブログに合ったアフィリエイト案件の選び方を教えて欲しい
- 他にどんなジャンルの記事を書いたらいいか教えて欲しい
- 問い合わせフォームからスパムが多いから対策して欲しい
- アドセンスの最適化をして欲しい
こういうお仕事は単発で継続案件にはならないのが難点ですが、たまに臨時収入みたいな感じでお金が入るのはけっこう嬉しいですね。
ブロガーブームも来てますので、今後こういった「ざっくりしたアドバイス」はまだまだ増えるでしょうね。
その他コンサル(運用・集客・管理画面の最適化など)の単価・収入
それ以外の仕事は多岐にわたるので、費用感はバラバラで相場も特にありません。
WordPressの仕事・案件のGet法(WordPressを仕事にする方法)
じゃあ上記の仕事はどうやって獲得するのか?という話ですが、まずはスキルを身につけるのが第一です。
スキルが身についたところで、フリーランス向け求人サイトで仕事を獲得しましょう。
未経験OKの案件から、プロ向けの高収入のお仕事までたくさんあります。
WordPressを仕事をするのに必要なスキル
まずはスキルですが、それぞれ以下のようにしてスキルを身に着けましょう。
- Web制作系の仕事:WordPressのプログラミング言語を覚える(HTML・CSS・PHP・Javascript/jQueryの4つでOK)
- その他の仕事:WordPressでブログを作り運営する
プログラミングの学習法
Web制作系は「WordPressブログ向けのプログラミング言語」を4つ覚えるだけでOK。
HTMLやCSSはググればほぼ解決できるほど簡単ですし、PHPとJavascript/jQueryも仰々しい名前の割には割と簡単に覚えられます。
なお、独学とスクール、2つの学習法がありますが、それぞれ
- 簡単なカスタマイズで軽めの仕事を受けたい → 独学
- Webサイトの制作など、がっつり仕事にしたい → スクール
…がそれぞれおすすめです。
スクールは大抵のところが初回は無料体験できますので、利用してみるといいです。
特にTechAcademy(テックアカデミー)は無料体験が「1週間」もあります。
実質タダでスキルが身につく可能性もありますし、オンラインで受けられるので、迷ったらここです。
ちなみにこれ以外にも、オンラインでWordPressの講座があるスクールは以下記事にまとめます。「失敗しない選び方」も書いてますのでご参考にどうぞ!
✓ WordPressオンライン講座があるスクール・サイト【無料あり】
WordPressブログの作り方
ライティングやマーケティングの仕事を受けるには、自分でWordPressブログを作って運用してみるのが一番です。
なぜなら僕がWordPressブログ歴5年の実績を買ってもらい、ライティング&マーケティングの仕事を実際やってるからです。
実務経験に勝るものはありませんし、WordPressブログで稼げるようになれば一石二鳥です。
なお、WordPressブログの作り方は超簡単で、PCに慣れてる方なら最短10分で終わります。
下記の記事でほぼコピペでいけるよう画像23枚でわかりやすくまとめました。ご参考にどうぞ。
WordPressのお仕事・案件の獲得におすすめの求人サイト
最後に、WordPressのお仕事が多数載ってる求人サイトをいくつかご紹介します。
スキルがあるに越したことはないのですが、中には「未経験OK」の仕事もありますので、スキルを身につけるのと同時並行で進めてもOKです!
✓ Web制作系のお仕事
✓ その他のWordPress関係の仕事
WordPressで仕事・案件をもらう=誰かの役に立つことです。
以上のように、WordPressに関連する仕事の数って本当に多いです。
冒頭でも書いたように、実際に僕も多数のお仕事をもらえましたし、それによって誰かの役に立ってるんだという自己肯定感が得られたのも大きかったなと。
WordPressを本気でやれば、Web制作・マーケティング両面で本当に色んなスキルが身につきます。
で、そのスキルはいつか必ずあなたと、あなたの周りの人を幸せにしてくれます。
WordPressブログをやるメリットはたくさん!! 今日から本気で取り組んでみませんか?