リモートワーカーとして働いてみたいんだけど、リモートワークに必要なスキルって何だろう?企業はどんなこと求めてるのかな?
こんな疑問にお答えします。
これ書く僕は、2019年3月からリモートワークで正社員として働きつつ、ブログ・SNS・Webサイト制作・運営などの複業で生計を立てています。(かつ時短勤務です)
・週休2日
・有給フル消化OK
・ #時短勤務 OK(1日5.5時間労働)
・ #リモートワーク OK
・服装/髪型自由
・社員が優秀
・仲が良い
・提案通りやすい
・自分のスキルが活かせる・評価される
・ #副業 #複業 を推進
・家族持ちに優しい
・ぐんぐん昇給#今の会社です— なかのの夫?複業パパ/リモート×時短 (@nakanonohusband) 2019年4月23日
この記事ではそんな僕が、実際に社員の9割がリモートワークの会社で働いてみてわかった、
- リモートワークに必要なスキル(コミュニケーション能力など、全部で5つ)
- リモートワークOKの会社が面接で最も重要視するポイント(実績が全てです)
- リモートワークに向いている職種(エンジニアやライターが一押しです)
以上の3点をばっちり解説します。
今まさにリモートワークOKの企業を探して就職or転職活動中のあなたは必読です!
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そもそもリモートワークとは?
最初に認識合わせです。
リモートワークとは、オフィスに出勤せず、自宅・カフェ・コワーキングスペースなど、自由な場所で遠隔(リモート)で仕事をする新しい働き方のこと。
もう少しわかりやすく言えば、世界中どこでもノートPCとWi-Fiで仕事するスタイル…とも言えるかも。
通勤しないので交通機関の乱れも満員電車も無縁。
会社にとってもオフィスの家賃も浮くし、業務効率も上がるしでメリットだらけの働き方…と僕は思っています。
リモートワーク普及率はわずか13.3%
とはいえリモートワークは全然普及してません。
2015年に総務省がまとめた「テレワークの普及状況」というデータによれば、現在テレワークを導入している企業の割合はわずか13.3%。
しかもこのうちサテライトオフィスで働いている割合は13.8%で、全ての会社がフルリモート(オフィスに全く出社しない完全なリモートワーク)なわけではありません。
「リモートワークってそもそも何?」と言葉の意味を知らない人も多いでしょうし、まだまだ一般的にはなってません。
だからこそ今チャレンジする意味があるのですが。
リモートワークに必要なスキルまとめ
では、そんなリモートワークOKの会社で働く場合、どんなスキルが求められるのか?
実際にリモートワーカーとして働く僕が思うのは以下5つです。
- コミュニケーション能力
- 自己管理能力
- 自己解決できるスキル
- ITに関する基礎知識
- 質問力
全部完璧に身につけておかなきゃダメ!というわけではありませんが、まんべんなくつけておくと◎です。
では、順番に解説していきます。
① コミュニケーション能力
オフィスで顔を合わせて仕事をするわけではないので、自分から積極的にコミュニケーションを取る能力は絶対的に必要です。
リモートワークに便利なツールにも書いていますが、業務のやりとりは基本SlackやChatWorkなどのチャットアプリを使用して行います。
そのため、声や表情、身振り手振りなどから伝わる情報量が少ないため、その分の情報を簡潔にかつわかりやすく相手に伝える技術がめちゃめちゃ大事になります。
また業務のやり取り以外にも、雑談なども重要です。
それらを能動的にやっていくのがリモートワークを円滑に進める最大のポイント。
なので、SNSやオンラインサロンで人と絡むのが上手い人はリモートワーク向きといえるかも。
思うに、SNSやオンラインサロンでコミュニケーションが上手な人は #リモートワーク 向き。
対面では話さず、ChatWorkやSlackを使ったテキストでのコミュニケーションが基本になるので、いかに自分からコミュニケーション取るかがマジで重要です。
自己管理能力よりも求められるスキルかもしれない。
— なかのの夫?複業パパ/リモート×時短 (@nakanonohusband) 2019年4月16日
リモートワークでのコミュニケーション失敗談&対策
ちなみに僕、「声や表情、身振り手振りなどの情報量が少ない」ことでコミュニケーションに失敗してます。笑
その時の経緯と、対策法は以下の記事にまとめてあります。ぜひお読みください!
② 自己管理能力
「この仕事を◯時まで終わらせる!」と決めてそれをきちんとやり遂げる
…みたいな「自己管理能力」もめちゃめちゃ求められるスキルです。
リモートワークは、同僚や上司に見られてない分、サボりたい放題だからです。
テレビやYouTube、TwitterなどのSNSの誘惑に加え、在宅で仕事してるママ・パパの場合は子どもがグズる等の事態もあります。
リモートワークはとにかく「成果」を重視される仕事ですから、それらをいかに回避して自分の業務・タスクを全うできるかが大事です。
③ 自己解決できるスキル
リモートワークは、近くに同僚や上司がいないぶん、気軽に相談や質問ができません。
そのためにチャットアプリがあるのですが…それでも質問してもすぐに返事があるとわけでもないので、わからないことは自分でググって解決できるくらいのスキルは必要です。
なので、「検索が苦手で分からないことはすぐ人に聞いてしまう」というタイプの人は抵抗があるかもしれません。
そんな方は、人に聞くよりも自分で調べて得た知識の方が定着もしやすいからとプラスに考えるのがいいかも。
④ ITに関する基礎知識
あとは、いわゆる「ITに強い人間」であることも重要。
前述のようにSlack・ChatWorkなどのチャットアプリは日常的にバリバリ使いますし、それ以外にもクラウドサインやSalesforceなどのサービスも使います。
あとは、リモートワークを採用してるのはWeb系の企業が多いので、Google Analyticsはどこを見れば何の数字が分かるかくらいにはなっとくといいかも。
今はわからなくても「このツール使ってね」と言われたら、使いこなせるように積極的に触ってみるくらいの心構えは必要です。
⑤ 質問力
1回のやりとりで自分の欲しい答えを相手からもらえるよう「上手に質問をする」スキルも大事です。
僕はTwitterで色々と質問をいただくことがあるのですが、中には質問の意図や使っている単語が分からず
「これは◯◯という意味で質問をしているのですか?」
と相手の求めてる答えを、なぜかこちらが想像して逆に質問するようなことがあります。笑
こうした「相手に質問の意味を考えさせる質問」は避けるべき。
質問した相手には時間や労力を取らせ、自分としても求める答えが返ってこない…全然意味ありません。
リモートワークは業務の効率化がめちゃめちゃ大事。質問も効率的に!
リモートワークOKの会社が面接で最も重要視するのは「実績」です
とはいえ上記で挙げたスキルが全てできていても、面接を突破しなければリモートワーカーとして働くことはできません。
ではリモートワークOKの会社が面接で気にするポイントは何なのか?
僕は「実績」…それも、募集している職種と同じもしくは近い分野で挙げた実績だと思っています。
たとえばライター職を募集していたとしたら、
- 書いたことのあるジャンル
- ライター実績・ブログ実績(運営歴、今まで書いた記事数、PV数など)
- 外部メディアへの寄稿経験(クラウドソーシングで3000文字を毎月10記事アップしていた)
- SEOの知見
- WordPressが使えるか?
…とこんな感じです。
これがたとえば、ライター歴1ヵ月で今まで1000文字の記事を10記事くらいしか書いていなくてSEOもよくわからない…という人はまず正社員としては採用されませんね。
わかりやすい実績を上げ、かつそれをきちんとアピールすることがめちゃめちゃ重要です。
企業は、「実績は成果に直結する要素」だと考えている
リモートワークはオフィスで一緒に机を並べて仕事をするわけではありません。
なので、普段の勤務態度などが分からない以上、最も評価するポイントは自然と「成果」になります。
で、この人はちゃんと成果を出せるんだろうか?と会社側が判断する材料は何か?
実績です。
わかりやすい実績があれば安心して採用しやすいですよね。
だから、リモートワークを採用している企業は一般の企業に比べて実績を重要視するふしがあります。
面接に至った会社がすべて「実績」を気にしていた
さらに言うならば、僕が面接してもらった会社すべてが僕の「実績」を気にしていて、すごい細かく聞かれました。
以下その質問の一例です。(僕の経歴書を見ながら)
- ブログは月に何記事くらい更新してますか?
- 集客源はSEOですか?SNSですか?
- 画像の加工とかできますか?
- 企業のSNSは運用したことありますか?
- アナリティクスやサチコはどれくらい使えますか?
面接に進んだ5~6社全てがこうだったので、まず間違いないかと。
というわけで改めて結論。
リモートワークOKの企業は「実績」を気にしてきます!
より突っこんで言うと、企業が実際に募集してる職種を知り、その分野で目立った実績を上げるのが重要ってことです。
リモートワークに向いている職種
では、「リモートワーク可」の条件で募集が多い職種はどんなものがあるのか?
僕のおすすめする職種は以下の3つです。
- エンジニア(プログラマーやSEなど)
- ライター
- マーケッター
これらは今僕が働いてる会社で多い職種で、かつ同僚に話を聞いてみて、「特にリモートワーク向きだな」と僕が感じた職種です。
特にプログラマーは求人数がダントツで多いし高単価なのでめちゃめちゃおすすめです。気になった方はオンラインで無料体験してみるのがいいかも。
なお、上記3つ以外のリモートワーク向きの職種は以下の記事にまとめてますので、よろしければご覧ください。(広報とかコンサルもリモートワーク向きですよ)
まとめ
というわけで、この記事の内容をさくっとまとめます。
まず、リモートワークに必要なスキルは以下の5つ。
- コミュニケーション能力
- 自己管理能力
- 自己解決できるスキル
- ITに関する基礎知識
- 質問力
これらのスキルは完璧でなくてもOK!
それぞれまんべんなく身につけた上で、リモートワーク向きの職種を参考にしていただき、まずは実績を積みましょう。
遠回りなようでいて、実はこれがリモートワークOKの会社に正社員として作業してもらうための一番の近道だと思います。