フルリモートワークの正社員として働くなかのの夫です。
僕の場合は後者で、固定給の正社員です。
一般的な会社員と同じで、ただ働く場所に制限がないだけ。
たあだ、今はまだこのパターンは珍しいと思います。
大体はフリーランスとして企業などから業務委託されて数ヶ月単位での契約…ってのが標準的かと。#リモートワーク https://t.co/lDJEoS07zh
— なかのの夫?複業パパ/リモート×時短 (@nakanonohusband) 2019年4月29日
通勤時間ゼロ、遅延・事故、満員電車とも無縁で、自分のペースで仕事のできるリモートワーク。
自分もリモートワークしてみたい…けど、正社員として雇ってもらうにはどうすればいいんだろう?
と魅力を感じつつも、どうやったらなれるのかわかりませんよね。
結論から言えば、フルリモートの正社員になれるかどうかは「実績」で9割決まります(断言します)。
フリーランスで業務委託を受けるならまだしも、フルリモートワークで正社員として勤務したいのなら、実績を積まなければまず無理でしょう。
ましてや、
未経験OKの、フルリモートの正社員の求人ってないかなぁ…
という虫のいい話は一切ありませんので、この時点で諦めてください。
この記事では、現役リモートワーカーの僕が、約2ヶ月間の就職活動のノウハウをもとに、
- フルリモートワーク正社員になれるか「実績」で9割決まる理由
- リモートワークを実現しやすい職種と、求人サイト
- リモートワークで必要なスキル&ツール
以上の3点を解説します。
サクッと記事を見たい人はこちら
フルリモートワーク正社員になれるかは「実績」で9割決まる理由
これはシンプルで、実績=信頼の指標だからです。
リモートワークはオフィスで机を並べて仕事をするわけではないので、勤務態度や今何の業務をやっているかもわかりません。
そのため、評価のポイントは単純に「どれだけ成果をあげたか?」になります。
じゃあ企業が書類選考や面接の段階で、この人がどんだけ成果があげられそうか?信頼できそうか?をどうやって判断するか?
「実績」です。
面接を受けたフルリモート可の会社すべて「実績」を重視!!
事実、僕が「フルリモートOKの正社員」の条件で面接してもらった会社すべてが僕の「実績」を気にしていて、面接ではすごい細かく聞かれました。
以下その質問の一例です。
- ブログは月に何記事くらい書いてますか?
- リライトしたことはありますか?
- Googleアナリティクスやサチコはどれくらい使えますか?
- 画像の加工とかできますか?
- 企業のSNSは運用したことありますか?
- オウンドメディアの立ち上げってどうやったんですか?
- ディレクター職でもいけそうな気がしますが、いかがですか?
面接に進んだ5~6社全てがこんな感じだったので、まず間違いないかと。
募集している職種に合った実績でなければならない
なお、実績は企業が募集してる職種にばっちり合った実績じゃないと意味がありません。
たとえて言うなら、フォワードを求めてるJリーグのクラブは、大谷翔平選手を雇うか?って話です。
恐らく雇いませんよね。(いや、もしかしたら話題作りで採用する可能性はあるかもしれませんが…笑)
いくら野球で目覚ましい実績があったとしても、サッカー選手を求めてるのに野球の実績をアピールしても契約できるわけがないんです。
募集している職種がプログラマーなら、プログラミングの実績(制作したサイトやWebサービス、開発に携わったプロジェクトなど)を。
ライターなら、ライティングやブログの実績(月間30記事、運営1年で10万PV達成など)を。
わかりやすくアピールすることが必要です。
未経験でフルリモートOK、正社員の求人はあり得ません!!
というわけなので、フルリモートかつ正社員という条件で雇ってもらいたかったら、「実績」を積むことです。
未経験でいきなりリモートワークで雇ってくれる会社なんてありませんよ。
逆の立場(人事のひとの立場)で考えてみてください。
- ズブの素人だから、ちゃんと成果挙げられるかわからない
- 直接顔を合わせて指導することも、仕事ぶりを見ることもできない
- でも正社員として雇うのでリスクもある(保険料を半額負担して、安易にクビにもできない)
こんな悪条件のひと、雇うと思いますか?
よほど光る才能があったり、広瀬すず似のかわいい子or菅田将暉似のイケメンじゃなきゃ、絶対に雇いませんって!!笑
というわけなので、まずは自分のなりたい職種を決め、その職種に合った実績を積むことが最短&最良ルートです。断言します。
僕が複数社からフルリモートワーク・正社員に転職できた際の実績(実例)
で、以下は僕が転職(就職)活動をしていた当時、プロフィールに書いた「実績」です。
※ちなみに、募集している職種はマーケティング職、ライター職など複数で、いずれからも内定をもらってます。
自分で言うのもなんですが、マーケティング職やライター職を募集している企業なら、「おっ!」と注目する実績だと思います。
こんな風に、募集している職種にばっちり合った実績を書くのが、フルリモートワーク正社員で内定をもらうための絶対条件です。
「フルリモートワーク可・正社員」の条件を実現しやすい職種
で、そんな実績を上げるためには、まず「フルリモートワークで募集している職種」は何なのかを知らなければ始まりません。
せっかく実績上げるためにがんばっても、その職種でリモートワーク可で募集してなかったら意味ありませんから。
なお、例を挙げると、
- エンジニア(プログラマーやSEなど)
- ライター
- マーケッター
…と、こんなところです。
この3つは僕が勤務している9割の社員がフルリモートワークで働く会社で特に目立つ職種。
迷ったらとりあえずこの3つのどれかを目指しましょう!
これ以外なら、事務職もいけるかもです。
ちなみに上記3つ以外で、リモートワーク向きの職種一覧は以下の記事にまとめています。その職種になるための方法も合わせて書いていますので、合わせてお読みください。
→ リモートワークに最適な職種&条件まとめ【現役リモートワーカー直伝】
フルリモートワーク×正社員の求人が探せる、おすすめ転職サイトは3つ
そして職種が決まったところで、実際にどんな求人案件があるのかもさくっと目を通しておきましょう。
とはいえ、フルリモートOKの正社員の求人が多いサイトじゃないと意味がありません。
フルリモートOKの求人なんて、たいていはフリーランス向けですからね…
そこで、僕が実際に就職活動で使用したサイト+僕のリモートワーク仲間から聞いた転職サイトをこっそりご紹介しておきます。
具体的には以下の3つ。この3つは登録必須です!!!
- リクナビNEXT(261件)
- リクルートエージェント(105件)
- doda(539件)
※カッコ内は「リモートワーク」で検索した求人の数(2019年9月時点)
なお、その他のおすすめ求人サイトと、使ってみた特徴やメリット・デメリットは以下の記事で正直に書いてます。
上記以外にもまだまだ種類はありまして、恐らくまだご存知ないサイトもありますので、こちらも合わせてどうぞ。
未経験からフルリモート(在宅ワーク)の正社員を最短で目指す方法
なお、上記で「実績9割」と言いましたが、
いま未経験なんだけど、フルリモートや在宅ワークで正社員になるには、どうやっていけばいいの?
…という疑問があると思います。
そんな方は以下の3ステップで進めるのが正解です(実際僕がこれで転職できたので自信持って推薦します!)
- 「在宅ワーク向きの職種」から選ぶ
- 「副業」で実績を積む
- 「在宅ワーク案件の多い転職サイト」を使って転職活動
より詳しくは以下の記事にまとめてますので、ぜひ!
正社員・フリーランスに関わらず、リモートワークで必要なスキル&ツール(慣れておくべし)
最後におまけ。
面接を少しでも有利に進める&採用後スムーズにリモートワークに慣れるために、
- リモートワークで必要なスキル(コミュニケーションスキル他、全5つ)
- リモートワークの生産性をUPさせる便利ツール(ノートPCの他、チャットアプリ等)
以上の2つをチェックしておきましょう。
全部完璧にしておく必要はありませんが、少なくとも今の自分にそのスキルがあるか、ツールを知っているかくらいは、最低限確認しておくのがおすすめです。
フルリモート正社員になりたければ、今すぐ「実績」を作ろう!!
というわけで何度も繰り返しになってしまい恐縮ですが、フルリモートワークの正社員として働きたいなら、実績が「9割」です。
なので、
- リモートワーク向きの職種からなりたいものを選ぶ
- その職種で目立った実績を上げる
- リモートワーク求人サイトで応募
これがフルリモートワーク正社員として採用されるための最短ルートといえます。
リモートワーク(テレワーク)の普及率はわずか13%程度とまだまだですが、最近は続々とリモートワークOKの会社・案件が増えてるのも事実。全然不可能なことではありません。
で、そのためにもまずはバリバリ実績を積みましょう!