現役リモートワーカーにがっつりインタビュー!
4人目は、若干25歳ながらリモートワークの定番職種「マーケッター」としてバリバリ活躍中のはやひろさん!!
人物紹介:はやひろ さん
ベンチャー企業で現役マーケッター兼ライターとして活躍する傍ら、ブログ・SNSでの発信も行う副業ブロガー。ブラック企業で病んだ過去をバネに「好きなことで生きるため」にアクティブに活動中。リモートワークの無二の相棒は「自転車」!都内を駆け抜けています。
■ブログ:https://haya-log.com/
■Twitterアカウント:@hayahirooo
ちなみに今回なんとリモートワーカーらしからぬ、「初のオフラインでのインタビュー」です。笑(以下、証拠のツイート)
#リモートワーク のインタビュー企画!
今日は初のオフラインでインタビューです。笑
はやひろさん(@hayahirooo)イケメンな件…
お時間ありがとうございます(о´∀`о)
でははじめます!!! pic.twitter.com/rGbjgzLAXJ
— なかのの夫?複業パパ/在宅×時短 (@nakanonohusband) 2019年5月31日
実際に対面でお話するはやひろさんは、
- 今の自分があるのは全部「ひとのおかげだ」と思ってる
- 人生を変えるような人と出会える機会を提供できる場所が欲しい、みんなに提供したい!
…という「人」との縁を何より大事にしている素敵な方でした。
✓ この記事を読むべき方
- 現在、ブラック企業で消耗している人
- 自分のキャリアプランに迷っている人
- リモートワークで働いてみたいと考えている人
上記に当てはまる、特に「20代」の方にはぜひお読みいただきたいと思います。
前半は、経歴・業務内容についてのインタビューを。
後半は、リモートワークに関するあれこれ(業務のすすめ方や勤務時間・場所、就職するためのノウハウ)をまとめてご紹介します。
サクッと記事を見たい人はこちら
はやひろさんのプロフィール・経歴など
まずは、はやひろさんの簡単なプロフィール&経歴はこちら。
- 職業形態:会社員(正社員)リモートワーク歴2年目
- 職種:マーケッター兼ライター
- 年齢:25歳
- 居住地:東京
※いずれもこの記事の公開当時の情報です。
では、以下からインタビューです(↓)
ブラック企業でWeb制作…消耗していた過去
なかのの夫:今日はわざわざ時間をいただいた上に、インタビューの場所まで見つけていただいてありがとうございます!家に引きこもってるので、こういう場所知らなくて…助かりました。よろしくお願いします。
いえいえ。笑
こちらこそよろしくお願いします。
※この日のインタビュー場所はこちら
- BOOK LAB TOKYO:http://booklabtokyo.com/
なかのの夫:早速なんですが、はやひろさんのプロフィールで気になるのって「ブラック企業で病む」って箇所なんですよ。僕もブラック企業で病んでた経験あるので。その辺って聞いても大丈夫ですか?
はい、大丈夫ですよ!
大学卒業してからWeb制作の会社で、デザイン寄りのコーディングをしていたんですが…
そこが受託開発の会社だったため、とにかく案件数が多いのと納期に追われていて。
1日8時間の枠に収まる量じゃなかったんで、めちゃめちゃ残業してました。
しかも、デザインにこだわってる会社だったので、デザインのちょっとした改修もコーダーがやっていて、勉強になったんですけど、かなり時間かかってました。
なかのの夫:コーディングに加えてデザイン…うわ。想像しただけでめまいが…!そしたら残業上等の会社って感じですよねそれ。
10時から始まって、基本終わるのは夜の11時12時とか…終電でしたね。
泊まった日もざらにありましたね。そこに1年半くらい勤務しました。
大学時代の知り合いに誘われ現職へ
なかのの夫:いやーーーーそれはキツい…1年半も我慢できたのがすごいです。で、その今働いてる会社に行かれたんですか?お忙しい中でも転職活動を進めてたんですか?
勤務してるときに、今の会社の先輩から声をかけていただきました。
なかのの夫:おおお!それははやひろさんの人望の為せる業ですね~!ちなみに今やられてる職種も、デザインとかコーディングとか、Web制作系の仕事なんですか?
いや、全然違います!
今はマーケッターをやってます。今の会社で初挑戦でしたね。ちなみに最近はライターもやるようになってきました。
なかのの夫:初挑戦なのにすでに2年近く勤務されてて活躍してるとは…めちゃめちゃすごい才能ですねぇ!
ありがとうございます。笑
いやもう、ほんと「救ってもらった」って感じですね。
リモートワークのマーケッターとしての仕事内容
なかのの夫:じゃあ、もう少し「マーケティング」のお仕事の中身について詳しく聞きたいんですが、業務内容って、具体的にはどんな感じなんですか?
LPO(※)ですね。自社のオウンドメディアの分析・改善とか、オウンドメディアの中のクリエイティブ(バナーとか)で、どれが一番効果がいいのか?とかテストしてます。
で、その結果思ったよりインパクトが出ないことが非常によくわかりました。笑
※用語解説:LPOとは?
ランディングページ・オプティマイゼーション=ランディングページ最適化のこと。
サイトに来た人が商品を購入したりする率を高めるために、ランディングページ(着地した最初のページ)の内容を最適な形に整えること。
なかのの夫:なるほど。笑 僕もアフィリエイトの会社にいた頃にLPOやったことあります。難しいんですよね~あれ。
はい、インパクトが出る施策を探すのは難しいですね…
なかのの夫:あとはライターも始められたとおっしゃってましたが。
はい。記事作成、キーワード選定だとか、記事中にあるクリエイティブのディレクションをしたりしてます。
あと、インタビュー記事なんかも書いたりします。
なかのの夫:マジすか!そんなに!すごいすね!!はやひろさん、それ全部初のお仕事でやってるんですか…すごすぎ。
いえいえ。そんなことないっすよ!笑
2年目のマーケッターとして感じる、リモートワークのメリット&デメリット
なかのの夫:じゃあ次の質問なんですが、リモートワークのメリットってどんなことだと思いますか?
メリットは3つですね。
- 集中できる環境を選べる
- 天候に左右されない(雨降ってる時行かなくていい)
- 思考停止しない
普通にオフィスとかだと集中できない時あるじゃないですか。リモートだとそういうときに気軽に環境を変えられるのはいいですよね。
それで、集中できるから思考停止もしないというか。
なかのの夫:わかります!僕は子どももいるのでたまにどうしても集中できないときは、家の中でも部屋を移ったりしますもん。ちなみにデメリットはどんなところですか?
デメリットは、
- 寂しい
- 直接聞けない(なんだかんだ対面の方がすぐに質問できるし、不便)
って感じですかね。
僕の場合は、自宅で一人とかだと寂しいのですぐにオフィス行っちゃいますね。笑
そうすると、あんまりリモートの意味ないですけど。笑
なかのの夫:確かに。笑 せっかくリモートなのに。笑 ちなみにオフィスって自宅から近いんですか?
はい、オフィスからチャリで行ける距離に住んでますので、すぐ行けちゃいますね。
その他・マーケッターのリモートワークに関するリアル
さて、会話形式のインタビューはいったん終了。
ここでは勤務時間(一日の流れ)・普段仕事してる場所・業務の管理方法など、フルリモートのマーケッター職はリアルにどんな働き方をしているのかを簡単にまとめました。
勤務時間&休日
はやひろさんの会社はリモートワークに加え、なんとフルフレックスだそうです。
ですが、「他の人が返信がふつうに返ってくる時間に働くようにしてます」とのことで勤務時間は大体10時~19時にしているそうです。※ちなみに土日休み
✓ 一日のスケジュール
- 9時:起床、身支度できたらカフェに行く
- 10時:チームでのMTG(Slackの音声通話で)
- 14時:遅めのランチ
- 15時~:オフィスに行き、MTGしたり、そのまま勤務したり
- 仕事終わり:副業を2時間くらい(平日、週2日ほど)
ランチは混む時間帯を避けていて、副業のブログは平日以外は土日に時間をとってやっているとのことです。
仕事している場所
仕事している場所は主にカフェとオフィスだそうです。先程もデメリットのところで書いたように、はやひろさんいわく、
僕、寂しがり屋で。笑
一人で部屋にいると2~3日くらい誰とも喋らないことあるじゃないですか。
そういうとき「コミュ障になってない!?」って思うんですよ。この世界に自分ひとりしかいないみたいな気持ちになるんです。笑
それに耐えられないので、すぐオフィス行っちゃいますねー。
上司・同僚とのコミュニケーションについて
続いては「コミュニケーション」ですが、はやひろさんは以下の内容で積極的にコミュニケーションを取っているようです。
- 使用する連絡ツール:Slack中心、プライベートはLINEで
- 実際に会う頻度:週に3~4日ほど会社で。その他週1回定例がある
- 業務の進捗報告・確認:Slack、スプレッドシート
- 出勤・退勤について:Salesforceで管理
この他にも、仲の良い同僚と業務後に筋トレに行ったりすることもあるそうで、先日は筋トレが終わってすしざんまいで夕食を食べたそうです。
リモートワークの課題として挙げられることの多いコミュニケーションですが、積極的にコミュニケーションを取っているはやひろさんには無縁のようです。
リモートワークに便利なアイテム・ツール(マーケッター・はやひろさんの場合)
マーケッター2年目のはやひろさんががっつり使っているリモートワークに欠かせないアイテムは以下の4つです。
- 自転車(FUJI製、カフェからカフェへのはしご、オフィスへの通勤が楽)
- MacBook Pro(フォトショを使うため動作重視、iPhoneとの相性・共有が楽)
- ノート(何か迷った時に手書きで「図式化」して書くため使う)
- リュック(チャリ移動なのでリュックじゃないと無理)
自転車で移動することが多いとのことですが、ちなみにこれは同僚の方に「電車通勤ってだるいでしょ?」と言われて乗り始めたのだとか。
リモートワークを始める前と今でギャップはあったか?
はじめの方で書いたように、はやひろさんは今の会社と大学時代の知人を通して出会いました。
しかし、入社前にリモートワークだと聞いてはいなかったようで、実際にリモートで仕事を始めてからは以下のようなギャップを感じたそうです。
「場所に縛られないこと=自由」だと思ってたんですが、リモートやってみて「ではないな」と思いましたね。
リモートって、場所問わず働けるようになっただけで、今後のキャリアや将来への不安もありますし、会社に守ってもらってる感覚もあります。
なので本当に自分の求めている自由って、しっかり実力や人望があって、経済的な不安の解消や今後も食っていける自信を身につける必要があるんだなって気づきました。
場所に縛られないだけでは全然自由じゃないっていうのがリモートする前と今でのギャップですね。
リモートワークの仕事を得るために必要な条件
続いて伺ったのが、「リモートワークで働きたい!」と考えている同世代の方(20代)へのアドバイスです。
「リモートワークにはこんなスキルが必要だ」という観点でアドバイスをいただきました。
まず、スキルは大前提です。大事だと思いますね。
自分が何をやったのか成果をちゃんと皆に証明する責任はあるなと思います。働いてる姿が見えづらいので。
あとは、わからないことをわからないままにしないこと。一人で悩み始めたら絶対に終わらないですから。
そして、リモートワークで起こる弊害に対して言い訳しないことですね。
質問がすぐにできなかったから進捗が悪いですとかNG。コミュニケーションは大事ですね。
今後やりたいこと・目標・PRなど
最後に、はやひろさんの今後やりたいこと・目標を聞きました!
SEOとかコンテンツマーケティングを軸にして、まず今の会社で実績出して、別の会社のコンサルをしてみたいなと考えてます。
あとは逆に、ネットにとらわれないビジネスをやってみたいなと。
民泊とか、シェアハウスとか、ゲストハウスとか。
知らない人に会うのが好きで、僕は今の自分があるのは全部「ひとのおかげだ」と思ってるんですよ。
人から得る情報ってでかいし、人に救われてるなぁと実感してて。
その機会を提供できる場所が欲しいなと考えています。
はやひろさん、素敵なお話をありがとうござました!
まとめ&編集後記
今回はお互いリモートワーカーなのにも関わらず、初の対面インタビューということで、なんだか新鮮な気持ちでした。
25歳の若さですでに僕のリモートワークの先輩。
しかも初挑戦で色々なことにチャレンジしていて、情熱を持って仕事に取り組んでる…いやーほんとに世の中には凄い人がたくさんいるなと思いました。
「自分のやりたいこと見つけたい!」とか「もっと自由な働き方がしてみたい!」という20代の方は全員はやひろさんフォローですね。
めちゃめちゃ刺激をもらえた、あっという間の1時間。
インタビュー後、はやひろさんは愛車(自転車)にまたがって颯爽と渋谷の街に消えていきました…
去り際までカッコいい。
はやひろさん、改めましてありがとうございました!
リモートワークが気になるあなたへおすすめの記事4選
ここまでお読みいただきありがとうございます!
リモートワークについては以下の4記事も合わせてどうぞ。